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2015年3月20日
SHIROBAKO 23話
今期、アニメをあまり見ていません。最新話をきちんと追いかけているのは「SHIROBAKO」と「アルドノア・ゼロ」だけという有様。後者もちょっと惰性になってしまってます。が、「SHIROBAKO」はもう本気も本気で見続けてます。
リアルタイムで木曜深夜に見てしまうと気持ちがたかぶって眠れなくなるので金曜の朝に見ていますが、そうすると金曜は1日自分が使い物にならないという...。来週最終回なのは逆に助かるかもしれません、変な話。
ということで、最終回一つ前の話を見ました。2クール目に入ってみーちゃんりーちゃんがチャンスをものにしつつある中、一人だけ置いてきぼりの感があったずかちゃんがついに...。
実は自分としては、彼女の目指す声優という夢はそう簡単には実現できないけど、いつかはかなえてそして息の長い役者として活躍していく...というようなのが良いのではないかと思いました。デビューしたところでアイドル人気だけで消えていくようなのは、彼女の望むところではないでしょうし。なので、作中で彼女だけチャンスを掴まなくてもそれはそれでいい...と本気で考えてました。
でも、今回ゲストとはいえ重要なキャラを演じることが出来たずかちゃんを見て、自分もおいちゃんのように涙が...(というかおいちゃんに感情を重ねてしまって涙が)。構成としては都合良すぎる感有りですが、しっかりと伏線は張られてましたし、満を持しての展開でしたね。周到に準備をしておけば、王道はやっぱり王道でした。
自分の場合、見始めた当初からずかちゃん推しだったこともあって彼女にすごく期待してしまっていた分、「このままデビュー出来ずに終わったら...」とか「安易に陳腐な展開でデビューさせられても...」とか、そういうものに対しての防衛意識が働いていたのかもしれません。でも大満足でした。
おいちゃんが感極まって嗚咽するシーン...コミカライズでは高校時代が描かれていますが、当時本気で夢を追っていたのはずかちゃんだけだったのですよね。おいちゃんはアニメを作ってみたいと思っていただけの脳天気な女子高生でした。トップランナーだったずかちゃんが一人だけ遅れてしまっている状況、でもずかちゃんがどれだけ頑張ってきたかはおいちゃんはずっと見てきた。おいちゃんが感極まるのはもうわかりすぎて...。
作中で彼女ら二人が会話をするシーンがなかったのも良かったですね。二人ともプロですし。なので、きっと後で二人きりの時にはこういうシーンがあるのかな?と思って、こんなのを描いてさらっと彩色しました。
そしてまたきっと、絵麻やみーちゃんりーちゃんと祝杯をあげるのでしょう。三女最終回は彼女ら5人全員がテロップに乗るという作品になるのですし。
絵麻はもちろん原画そして作監補佐、みーちゃんは念願のキャラも含めた3D制作、りーちゃんも自分自身が書いた台詞が初めて使用されて、ずかちゃんは重要なキャラのCV。おいちゃんはあくまで制作デスクで、彼女自身がクリエイトしたものはなにもありません。
高校時代の自主制作アニメでは「監督」という役割をしていたおいちゃんなので、自分はこのアニメでおいちゃんは演出の道に進むのではないか、と思ってました。でも彼女は(ずかちゃんのデビューに涙を流せる程に)サポートすることに喜びを感じている様子です。最終回で、おいちゃんは果たして何か将来に対してのビジョンを語ることがあるのか、期待して一週間待とうと思います。