2015年5月アーカイブ

　ゴールデンウィークも終わりました。前半はコミ１参加とその余韻に浸りつつ（つまり怠けていました）、後半は突発的に日帰りで宇治を訪れてきました。

　COMIC1☆9については、無事新刊二種（SAO個人誌とSHIROBAKO合同誌）を発行することが出来ました。SHIROBAKO本についてはご寄稿いただいた鉄棒少年の夏師さんのスペースで購入された方も多いかなと思います。個人的には一昨年後半からの不調から抜け出せそうな手応えをつかんだ感じがしたような、そんな本になりました。楽しく（合同誌の方は特に）作ることが出来たので、読んだ方も楽しんでいただけたら嬉しいです。

　SAO本については、入稿が早めだったこともあり印刷所のサービスを使う余裕があって、表紙の加工として「テクスチャPP加工（レザー）」を使用してみました。こういうのを使うのは初めてなので仕上がりをこの目で見るまでは少し不安でしたが、いい感じになっていてよかったです。表紙の絵との相性もありますが、今後も時間と予算の余裕があればいろいろ試してみたいものです。自分はあまり印刷のオプションを使うことがなくていつも標準のセットそのままなのですよね。印刷がきれいに出てさえくれれば後はそんなにこだわりはなくて。以前は表紙も本文も紙に厚みがある方が丈夫でよいのではないかと思ってましたが、今はどちらかというと柔らかさ＆薄さを選ぶようにしています。薄い方が収納スペースとりませんから...ここらへんは一般的にはどうなんでしょうか。

　次のイベントは、夏コミに申し込んだという程度しか決まっていませんが、６月のサンクリに間に合うようでしたら友人のスペースに新刊を置きたいなと考えています。

　あ、この２冊については書店委託をおこなっています。虎・メロン・COMIC ZINでお取り扱いいただいてますので、よろしければどうぞ。

　そして宇治です。

　「SHIROBAKO」が終了して自分の心にぽっかりと空いた穴にすぽっとはまったのが「響け！ユーフォニアム」です。自分は京アニ好きのつもりが考えてみたらホントに好きなのは「けいおん」「氷菓」「たまこマーケット」、それと「ハルヒ消失」くらいでした。なのでユーフォについては特に期待もしていなかったのですが、序盤ですっかりはまってしまった格好です。すでに原作小説３冊も読了。元々音楽物の話は好きですし、部活物でスポコン色が強いのも好みです。キャラについても、最初は３年生に興味津々でしたが気がついたら主人公の久美子と麗奈のカップリングにもうたまらない状態。

　この作品、アニメを見た当初から、背景美術の宇治の風景がさりげなく印象的でした。特に宇治という土地をアピールするようなこともないのですが、宇治川沿いの風景などは気になってしかたがなかった。原作を読むとしっかりと実際の地名が記載されていましたし、既にアニメで放送された部分については早くも聖地サイトでどこの場所かが詳細に掲載されていましたので、それをGoogleマップで登録して、早速出かけてきました。

　アニメの背景のように演出された美しさは勿論あるわけではないですし、観光地なのでそこそこにぎやかでしたが、ここに久美子たちが住んでいる...という空気を感じてきました。アニメではまだ放送されていない、原作小説で久美子と麗奈が登る大吉山（宇治上神社の裏手から登る、標高百数十メートルの山）にも登ってきました。

　目的としてはユーフォの漫画を描きたくて、その街の雰囲気を知りたい、ということなので、なんとか形にしてみたいと思います。いつ出せるかは未定。

　とりあえず、Twitterの方にアップした田中あすか先輩のサンフェス衣装絵。