2004年2月18日
「三十四丁目の奇蹟」
wowowで放送していたので鑑賞。1947年のアメリカ作品でアカデミー賞3部門受賞作(助演男優賞・脚色賞・原案賞)。監督はジョージ・シートン。
デパートのクリスマスの催しにサンタとして雇われた老人が、自分は本当のサンタクロースだと言い出した事から始まる顛末を描いたストーリー。騒ぎはサンタが実在するかどうかの法廷論争にまで発展。シナリオがとても秀逸。法廷でのやりとりの微笑ましさやら、論争の勝敗の行方やら、ぐいぐいと引き込まれました。そしてやはり老人役のエドマンド・グウェンが素晴らしくて、この人なら本当のサンタと信じても…と思わせるだけの存在感がこの作品を支えていたと言えるかも。
うーむ、リピート放送しないかなあ。どうもDVDは出ていないっぽいし。'94年のリメイク版はDVD化されているようだけれど、オリジナル版が欲しいなあ。