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2004年3月31日
「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」
wowowで、ヤマト劇場版の一挙放送がやっていたので、さらヤマをなんとなく見始めたらついつい最後まで(汗)
さすがBSデジタルのハイビジョン、画質が奇麗でした。(SD素材をHD化してるだけとはいえ。)さらヤマはビデオソフトを持っているのですが(部屋のどこかにあるはず)、これはHDDに録画しておいてもよかったかな…。
この作品、私のアニメ好きのルーツみたいなものでした。漫画は元々好きで読んでいたもののあまりアニメには興味をもたなかった私が、なんとなく興味をもって劇場に行き、受けたショックの大きさといったら。彗星帝国の都市帝国〜超巨大戦艦の三段落ちには激しく燃えました。そして立て続けに死んでいくキャラクター…小学○年生にはかなりの衝撃だったような。正直言ってあの死にっぷりには憧れたりした記憶が。所詮小学生。TV版(ヤマト2)で最後にヤマトが特攻しなかったのには「つまんねー」とか言ってたような(苦笑
20代の頃などは、この作品の時代錯誤具合(右よりっぽさとか)が鼻についてしまって、個人的な評価はかなり低くなっていたのですが、今見直すと逆に反戦メッセージの要素を感じてしまうのは、これも時代なのかもしれません。
この作品、絵コンテが安彦良和さん、作画監督が湖川友謙さんというその後サンライズを支える二人のアニメーターが関わっているのですが、終盤(超巨大戦艦登場後)は安彦さんが原画を手がけて湖川さんの修正が入っていないのですね。いきなりタッチが変わるのでまるわかり。個人的には安彦さんの柔らかい絵柄が好きです。
それにしても、改めてこの作品の音楽は素晴らしいと実感。アニメのサントラを初めて買ったのもこの作品でした。