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2004年3月29日
「ニューシネマパラダイス」
先日wowowで放送していたものを視聴。
有名な作品の割に、今まで見るタイミングを逸していて今回が初見。イタリアはシチリア島、20世紀半ばの頃の映画が庶民の娯楽だった時代が舞台。映画が好きな少年と、映画技師の交流を描いた作品。
火事で失明した映画技師の代わりに子供ながら上映の仕事をするようになる少年時代から、彼の恋と島を去るまでの青年時代、そして社会的に成功した主人公が亡くなった映画技師の葬儀に参加するために30年ぶりに島に戻った現在…というような流れで進む展開。ハリウッド映画のような綿密なストーリー構成やヤマがある訳でもなく、淡々とエピソードが積み重ねられて行くのがよい感じ。
ラストシーンで映画技師が形見に残したフィルムを上映するシーンでは、胸が熱くなるのと同時に、とてもノスタルジックな気分を満喫。そして制作者の映画への愛情を感じました。この部分では、序盤のエピソードが伏線として掛かってくるのだけれど、伏線なんてのはこうやって一つ印象的なものがあれば、ストーリーとして十分なのだなあ…と感じました。と漫画描きとしてちょっと勉強にもなったかも(笑
この作品、音楽も素晴らしかったです。機会があったらサントラを手に入れたいものです。
> 「ニューシネマパラダイス」
そんなのWOWOWでやってたんですか。加入してるのにノーチェックでした。
今年の4月からとうとうWOWOWのアニメ枠無くなりますね。残念。
あと、今日わかつきめぐみさんの新刊「そらのひかり」の発売日ですね♪。
結構リピートしていますので、機会がありましたらぜひ。
好みが分かれそうな気もしますが…
わかつきさんの新刊、おくればさせながらゲットしました。