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2004年7月 6日

EURO 2004 ポルトガルvsギリシャ

 ってことで、決勝戦が行われました。…ポルトガル、負けちゃいました。さすがに負けると、アホな落書きすらする気になれない(笑

 ギリシャは確かに強かったですねー。予感はありました。両チームとも縦に狭いゾーンでプレスかけあって、好ゲームでした。ギリシャはカウンターのチームだと思われがちですが、ボールを奪ったらロングボール蹴りだしたりせず、しっかりとパスをまわしながら人数をかけて攻撃しますし。彼らのゴール前での攻撃はかなりの迫力でした。シュートまで持って行くことはなかなか出来ませんでしたが。

 なので、決して見ていてつまらないチーム、という訳ではなかったですねえ。ただ、プレイひとつひとつに「この狭いところを敢えて選ぶか!」「次々にスペースを見つけて連動してパスがつながる!」というような楽しさは無かったです。フィジカルの強さ、スタミナ、強靭な精神力には驚きましたけど。ポルトガルの選手がボールを持って、パスの出す先を探して少しでも時間がかかると、後ろから数人のギリシャ選手が凄い勢いでボールを奪いにくるし!「マニシェ、後ろ!後ろ!!」みたいな(笑

 ポルトガルは両サイドを封じられたし、なかなか攻め手がなかったですね。局面局面でも、球際ではギリシャに競り負けてました。デコはちょっと独りよがりだったし、キックの精度を欠いてました。でも、終盤に出てきたルイ・コスタは良かった…。ポルトガルは、もうちょっとギリシャのDFラインの裏を取るようなFWの動きが出来なかったかなー。クリスチアーノ・ロナウドが裏を取った時なんかは決定的だったし。その意味では、トマソンのいるデンマークだったらどうだっただろう…とか思ったりも。

 大会を通じては、やはり私はポルトガル好きーって感じでした。あと、デンマーク。フィジカルやスピードではなく、技術(個人技でも、組織的なパス回しでも)で攻めるチームが好きなのを再確認。もろさはあれど…。この大会で一番気に入った選手は、デンマークのグラベセンかなー。容姿と裏腹な柔らかいプレイとパスに萌えた〜。名前を聞くと、なぜか「大鉄人17」をいつも連想してしまいましたが。(グラビトン?)ともあれ、とても面白い大会でした。前回大会に負けず劣らず。

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このページは、むぎが2004年7月 6日 13:10に書いた記事です。

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