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2010年5月30日

「でじぱら」最終巻ゲット

 テキストのみ更新です。

 こないだ電撃大王での連載が終了した、高木信孝氏のAudio Vidual系漫画「でじぱら」の最終刊(5巻)が発売されてたので、買いました。

 Audio Visualがネタの漫画なんて自分は他には寡聞にして知りません。それも、大学のサークルで3人のオーディオ・ビジュアル好き美女・美少女がその手ほどきをしてくれるなんて、まさにパラダイス。実際のところ、オーディオ好きの女性というのは直接・間接関わらず自分は会ったことがない。作中にはAVの精霊さんが出てくるけど、その意味以外でもファンタジーなのであります。

 今回は前半はPC関係。自分はオールドタイプなオーディオファンなので、PCのAV方面は正直あまり興味がない。最終巻なのでもうピュア系ネタは尽きたかな?と思っていたら、中盤はスポットでSACD話になったし、その後はSTAX!感涙物でした。

 てまりさんのSR-007+SRM-007tAとはいかないけど、自分もSRS-4040A(SR-404 + SRM-006tA)のユーザなのであります。まれぽんの買ったのは限定生産品のSR-404 Limited。惜しい。

 SACDネタでは、「CDの音がコントラストの効いた四角い音とすると、SACDの方はカドの取れた丸い音」というてまりさんの台詞には納得。自分のイメージ的には、CDは輪郭のはっきりしたエッジの効いた音、SACDは輪郭がふわりとグラデーションがかかっている音」という感じですが。どちらにせよ「自然な音」というイメージには変わらない。そして、聴いてみてインパクトが強いのは、エッジの効いているCDの方なんですよね...。アコースティック系の良録音ならSACDの音の良さは際立つものの、一般的にはやはり普及は難しいよなあ。

 漫画としては、主人公とまれぽんのラブコメ展開に期待していたものの、最後の最後に場をかき回す後輩女子が入部したところで終了。それもありだとは思いつつ、残念至極です。

 前述の通り、自分の知る限り唯一無二のAV系(萌え)漫画。そしてきちんとストーリー的にも楽しめる(AV好きじゃないと楽しめないかもしれないけど)漫画でした。


 こういう作品はもう出てくる見込みはなさそう...と思うなら、自分が同人誌で描いてみたりとかしてみたいかも。パロディではなく、オリジナルで。言うだけなら無料だ。あ、でも、AV好き女子は出さないといかん。それがロマン。


    

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