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2005年10月 9日

ラブひな

 もう、自分でも突っ込みどころ満載って感じですが…。

 「ラブひな」(赤松健)を全巻、購入してしまいましたっ!(どどーん)

 あれだけ、「ラブひな?もう全然ダメ」とか言ってた私がダメだ。笑ってください。

 赤松作品に対してアンチの立場を取ってた私ですが、「ネギま!」のアニメを見て興味が出て原作を読んで大ハマリ。同人誌を2冊も出してしまいました。で、「ラブひな」がDVD-BOXが出るのに合わせてCSで再放送。どうせだからってことで見てみる。(序盤は妙にウェットでつらかったけど)後半なかなか楽しくて原作に興味。そして購入に至りました。

 これをリアルタイムで読んでいたら、やはり批判していたと思います。(実は1巻と12巻だけは発売時に買って、即処分している。)どこかで見たような設定ばかりだとか、定型すぎるエピソード。そして「間」の無い詰め込み過ぎネーム。ただ、「間」については12巻がかなり極端だったというのはありました。他の巻ではもう少し落ち着きはあったな、と。

 でも、「ネギま!」を読んでハマった今は作者のストーリーテラーとしての成長を知っている訳で、不完全な過去の作品と考えたら、すんなり許容出来てしまったという…

 恋愛物としては奥行きが無く、恋愛の痛みとか切なさの部分が全く描かれていないのはどうよ?と思ったりもしますが、少年漫画のラブコメはこんなもんか。(昔は少年漫画のラブコメって物自体を許せなかったのですが、丸くなったものだ。)ともあれ、「約束の少女と一緒に東大に行って幸せになる」というスタート時点からのテーマ(?)を最後まで引っ張っていたのは良いですね。あとは、なるが可愛い…。ヤバすぎ。特に後半からは彼女の主観の部分が多くなり、景太郎よりもなるが主人公という状態でしたが、素直になれない彼女のキャラがむっちゃ良かったです。(ここらへんはやっぱ「めぞん」の響子さんに重なるんだけど)

 ああ、「ラブひな」をこんなにほめる日が来るとは思わなかったよ…

 元々音楽は岡崎律子さん絡みでCDを買ったりしてるので、改めて聴き直してみようかな、と思ってます。

コメント(2)

CSのAT−Xでこの間までやってましたねー。
私もつい見てしまいました。
ツンデレスキーの私は素子派です。本棚を圧迫
していたのでコミックはずいぶん前に売ってしまい
ましたが、AT−X放送分の25話だけは置いて
あります。あの話は原作でも好きだったので。
素子は命がけでからかいたい(笑)キャラです。
赤松キャラでは、今でも1番ですねー。

秋の新作では「ARIA」が原作がとても好きで
期待してたりします。監督が佐藤順一氏ということで
期待半分、怖さ半分。1話を見る限りでは解釈のずれ
を感じて満足度はギリギリといった感じ。スタッフが
かなりダブっているせいか、「カレイドスター」の
ような画面作り。ネオベネツィアという街の描写が
肝心な作品なのに、カレスタの西海岸のようだ(笑)。
「ヨコハマ買い出し紀行」を手がけたスタッフなら
上手く作ってくれたのではないか?とか思ったり。

追伸。10/10、友人がチケット余らしてくれたおかげで
岩男潤子さんの大阪のライブに行ってきました。
インディーズのニューアルバムのツアーということで。
ポニー時代の曲もたくさん歌ってくれたので、私的に
は大満足でした。来週は神奈川の逗子だそうです。
それには行けませんが、当日ふらっと行っても余裕
では入れるだろう、とのことです。

それでは、また。

ラブひなを読んで、いままでよくわかってなかった「ツンデレ」ってのがこういうものかと理解できたような気がしてます(笑
私は、なるですねえ。
ラブひなを読んだ後にネギまを読むと、随分とキャラが子供っぽく見えます。きちんと年齢を描き分けてるなあ。

ARIAは原作は少し読みましたが特に思い入れもないので、アニメもスルー…ですが、たまたま1話をCSで見ました。うーん、普通?ヨーロッパ的な雰囲気はないですね。

岩ちゃんライブですか。うらやましいけど、16日は東京でマリみてイベント…。開演17:00なら、間に合うかも。でも車なので、微妙。もう3年以上、彼女の生歌を聴いてないです。

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このページは、むぎが2005年10月 9日 21:55に書いた記事です。

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