« ハヤテ9巻とか | Home | GRD »

2006年12月17日

水奈祭

 アニメ「ときめきメモリアルOnlyLove」第11話、「ときめきの記憶(メモリー)」を見ました。

 うーん、素晴らしい。今年のアニメの中で、一話単位ではストパニの第8話「紫陽花」と同じくらいに好みの出来でした。今回は弥生水奈さんメインの回。水泳の全国大会で決勝進出を果たした為に全校の注目を集めてしまい、なかなか陸と会えなくなり落ち込む水奈。陸もその様子を伝え聞いて水奈を探すもののなかなか会えず…という話。

 今回は脚本も演出も作画も、普段より1ランク上という印象でした。つかさが陸と携帯で話をしているのを見て、「私だって番号さえ知っていれば…」などと少し歪んだ思考に陥るシーンなど、印象的でした。全編に渡って仕草の細かさにも注意が払われてましたし、レイアウトも丁寧に作られているなあと。レイアウト的に凄く好みだったのが、二人が最後に携帯番号を交換するシーン。思わず、画面をスケッチしてみたり。

061217a.jpg

 実際はもっとパースがきちんとしていると思う。

 今回は、久々に水奈の親友役として桃ちゃんも登場。彼女も可愛いです。

 ここまできちんと作ってあると、普段はあって当然と思ってスルーしている粗が逆に気になってしまう。天宮さんが、陸が学園祭の準備をサボったことを責めるシーンは浮いてたような。普段ならギャグで済ませてしまうところが、他のシーンの心理描写がきちんとされている分、どう判断していいのか迷うところ。あと、陸と水奈がようやく出会えるシーンはもうちょっと盛り上げられたんじゃないかなあ。でも、あまり盛り上げてしまうと水奈が正ヒロインになってしまうからマズいのか…

 うーん、この回の話はDVD買うかも。ちなみに、DVDでは服音声でひよこっこのセリフがきちんと日本語で再生されるとのこと。これは気になる。ひよこっこ、実は真のヒロイン説は本当なのか?

 あと、サントラも発売されているので欲しい気分。改めて音楽を意識しながら見ていると、さすが溝口肇氏だなあと思います。

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、むぎが2006年12月17日 12:21に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ハヤテ9巻とか」です。

次の記事は「GRD」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。