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2009年4月29日

ストウィ秘め歌CD感想まとめ

 今更ですが、先月から今月にかけてリリースされた「ストライクウィッチーズ」の「秘め歌コレクション」5枚の感想などを。

 正直、リリース前はあまり期待していなかったというか、アニメ2期に向けてのお布施みたいな気分で購入しようと思ってました。が、案外…。特に2枚目のエイラーニャ盤はドラマも含めて素晴らしかったです。とりあえず、新録されたボーカルで気に入ったものについて感想を書いてみます。

○3位(3曲)

「トライアングル・スクランブル」(芳佳&リーネ&ペリーヌ)
vol.4に収録の3人のボーカル。これはもう、歌詞がたまりません。3人がお互いを意識して、気にしたくないのに気になっちゃって…みたいなのをアップテンポで疾走感溢れる曲に乗せた歌です。この3人って時点で、自分的にはもう文句無しなのは確定。

「No One Knows M」(シャーリー)
vol.5に収録。リベリオン出身のシャーリーの曲らしく、結構ストレートなジャズボーカルです。自分はかなりジャズ好きな方ですが、ジャズボーカルは好みの声の方が見つからないことがあってほとんど手をだしてません。正直、コレはむっちゃ好みでした。声優系ジャズボーカルだと、田中理恵さんが1stアルバムで「鋼鉄天使くるみ」のOPをジャズアレンジで歌っていてコレもかなりのものでした。ただ、原曲が原曲なのでやっぱりネタ臭が。でもこちらは曲自体が気持ちよくスウィングしていて小清水さんの素直で素っ気なくも可愛い歌い方がとても好みでした。とくに歌い上げる部分が気持ちよいです。

「Film 〜続編のヒロイン」(トゥルーデ)
vol.3に収録。これは、曲そのものはそれほど好みではないので入れるか迷ったのですが、園崎さんのボーカルが圧倒的だったので。何この貫禄。歌いだしの部分では何度聴いても背筋がぞくっとします。ただ、歌詞やメロディに対してアレンジが大仰だと感じてしまいました。ただ、トゥルーデの性格的には、こうなのかなあ?

○2位(2曲)

「前略、一番会いたい人へ。」(芳佳)
vol.1に収録。扶桑のキャラからだからなのか、この昭和50年前半のポップスみたいなメロディやアレンジがちょっとツボに入りました。太田裕美さんの曲みたいな?福圓さんのちょっと浮遊感があるようなボーカルが曲に合ってて気持ちよいです。

「twinkle star」(サーニャ)
vol.2に収録。普通なら自分の好みではこれが1位確定みたいな曲。アコースティックギター+打ち込みのシンプルなアレンジで、門脇さんの抑えめのボーカルが可愛くてたまりません。内容的には、夜間哨戒のサーニャのイメージなのでしょうか。ただ、孤独感よりは「今夜君に逢えたら 翔ばたいてゆくから」という歌詞のようにサーニャの愛情みたいなものを感じるホントに可愛い小品です。

○1位

「Sweet Duet」(サーニャ&エイラ)
これもvol.2に収録。エイラーニャのデュエットソングです。もう1位はこれしかない。圧倒的でした。自分は普段はミディアムテンポのおとなしめな曲(それこそ「twinkle star」みたいな)が好みなのですが、時折こういうのがツボにはまりまくります。(堀江由衣さんの「ずっと」とか。)メロディの良さ、疾走感のあるアレンジも良いのですが、この歌詞があってこそのこの曲。お前ら、どんだけお互いの事が好きなんだよ!みたいな。最初は暗闇の中の不安感を歌いつつ、相手の存在の大切さを実感して、あとはもう。こういう歌をサーニャと歌えて、良かったねエイラ。終盤のCメロから最後にサビ部分に入る展開は鳥肌ものです。これ、ライブで聴きたいわ。超盛り上がると思う。(先日のイベントで歌ったみたいですね。うらやましい…)

 ということで、エイラーニャで歌ってるシーンを描いてみた…

 こういう、濃い塗りはやっぱ苦手です。あえて描いてみたけど、いきなり描いても描けないよなあ。アイドルっぽい服を着せようと思ったのですが、そういう服のデザインなんて出来ないのであきらめた。資料も無いしな…(声優ライブ映像を参考にすれば良かったことに後で気づいた)

 挙げた以外でも良い曲が多かったです。ペリーヌのソロ曲は貫禄の沢城さんでしたし、シャーリーとルッキーニのデュエット曲「Guilty Optimists」のメロディも素晴らしいです。斉藤千和さんと小清水さんのボーカルの安定してること。なんか、シャーリーへの好き度がアップした。ボーカルといえば、vol.3のカールスラント組は反則気味のクオリティ。園崎さんの歌は初めて聴きましたがそれが素晴らしいのに、他にも野川さん&田中理恵さんですから。ハルトマンのソロ曲は突き抜けてた。

 これらの曲でライブイベントやってくれないかなあ。1回きりだとどうせチケット取れないから、何回かで。

 あ、一応音質についても言及しよう。悪くはないですが、バランスはMP3プレイヤー向けですね。STAXで聴いてたら耳がきつかったので、Xmini(Walkman携帯)に落として聴いてました。中域の厚めな押し出しの強いシステムなら、スピーカーでも結構楽しめるかも?どうだろ。うちなんかだと、やっぱり「twinkle star」が得意でした。アコギやボーカルのニュアンスが気持ちよく聴けました。


コメント(2)

園崎さんの歌はハッピーレッスン関連でいろいろ聴いていましたが、当時から圧倒的クオリティでした。
水樹奈々さんもメンバーに居たけど、まだ彼女はブレイク前で、キャラソンにするのか自分のカラーを出すのかを決めあぐねていたような状態だったので。
斎藤千和さんはラジオなんかでは「歌いたくない」みたいなことを言ってますが、安定してうまいですよね。
ARIA関連でもうまかったし。

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このページは、むぎが2009年4月29日 11:19に書いた記事です。

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