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2011年10月17日
バックアップ環境メモ
数年後、この頃はこういう環境でリスク管理していたとわかるようにメモ。
昔は作業環境のバックアップとか全然してませんでしたが、今は結構気をつかってます。
作業環境はMac mini。ストレージは内蔵SSD 80GB。システムとアプリ以外は、制作中の漫画やイラストのデータのみ格納してます。
LAN上にはNAS(HDD 1TB)が稼働。こちらに格納しているのはというと、
- 過去に制作した同人誌やイラストのデータ(古いものはDVD-Rに焼いて保存)
- サイトの画像データのオリジナル)
- iTunesのデータ(iPhoneやiPadのバックアップも)
- Mac3台分のTimeMachineバックアップデータ
...というところです。
このNASには320GBの2.5インチHDDをUSBで外付けで接続していて、NASの機能を使って上記のTimeMachine以外のデータを自動で一日一回バックアップ取ってます。
つまり、Mac自体のデータはTimeMachineで随時NASにバックアップ。NAS本体に格納しているデータは定期的にUSB-HDDにバックアップ。という感じ。
これらとは別に、SugarSyncのアカウントを取得して(無料で5GB程度利用可能)、現在制作中のデータについてはディレクトリ単位でクラウドにバックアップします。設定したディレクトリの中身が変更されたら、自動的にクラウド側が更新。ファイル単位で5回分の差分が保存されています。
これはMacBook Airにも同期しているので、Mac miniで作業したファイルは随時MacBook Airにも同期されます。(MacBook Air側で、同期しているファイルをいじってしまうとmini側も変更されてしまうので注意する。)
ということで、作業中のデータが破損した場合、直近にセーブしたファイルはSugarSyncから復旧可能。もっと古いものに戻したい場合はTimeMachineから復旧可能です。
もし作業用Mac miniがクラッシュしてしまった場合は、オーディオ用のMac miniに必要なアプリを入れて、作業していたディレクトリ丸ごとSugarSyncから同期させて...という感じで、多少時間かかるけれど作業の継続は可能。
こんな感じでしょうか。実際には作業中にバックアップからデータ復旧することってこの10年ほとんどなかった気がします。まあ、安心のためですね。