2015年12月アーカイブ

　昨日（木曜）ですが、21日（月曜）に入稿受付した冬コミ２冊目のSHIROBAKO本が既に自宅に届きました。

　前日は書店にも納品されていたので、どれだけ早く刷っているのかという。老舗の同人誌印刷所恐るべしですね。

　広島県の某印刷所Kさん。友人が昔（それこそアナログ時代）使ってたりして名前はずっと知っていたのですが、自分で使うのは今回が初めてでした。〆切の関係で使ったのですが、ばっちりでしたね。表紙の紙は新シェルリンプレーン、肌色も綺麗に出てます。本文は用紙はコミック紙ピンクで、青系のインクで色刷りしました。色刷りは一度自分でやってみたかったのですよ。このオプションを使っても納期が変わらなかったので、使ってみました。

　本文の印刷も、正直普段使っているところ（神奈川県のN社）がかなりシャープな感じになるのに比べると、自分がイメージしている本来の線により近い気がします。まあ、線も同人誌をつくるごとに太さとか色々変えて試してますので、正解はないのかも。しばらくはこの２社を使っていこうと思ってます。

　あと、普段は紙をかなり薄めのものを使って同じページでも軽く薄くしてます。その方が収納とか楽なんじゃないかと思いまして。以前はかなり厚めにしてたんですけど。それが先日Twitterの方でアンケートをとってみたら、2:1くらいの割合で厚くて丈夫な方が良いという側に票が集まりました。うーん、ちょっとそういう方向に戻そうかなあ...と悩んでます。上質紙のつるつるな本文は個人的にはあまり好きではないので、コミック紙や書籍用紙のようなざらりとした手触りのあるものを選ぶのは変わらないですが。

　SHIROBAKO本自体は、りーちゃんと舞茸さんが中心ですが、絵麻も重要な感じで出てきてます。（メインキャラ５人で出てきているのはりーちゃんと絵麻だけ。）絵麻は描きやすかったですね。

　冬コミの告知をした後、これからは毎日なんでも良いから日記を書こう（自分であとで見返すためにも）、と思っていたのに、翌日には忘れてましたね...。それでもやれるだけはやってみようと思います。

　今年は全然日記を書いてなかったので、適当に思い出しながら。同人活動については冬コミから帰って来てから振り返ろうと思います。

　でも作業環境については書いておこう。年初にiMac Retina 5kを購入しました。これまで５年くらいはずっとMac miniを買い替えながら使い続けてましたが、ディスプレイを３台体制にしたかったので。これまで使っていた24インチモニタは縦置きにして、液タブとの３台体制になってます。

　5kディスプレイにして何が良かったかというと、漫画を描いている時のプレビュー表示をさせるとほぼ紙に出力したイメージに近い形で見られるということでしょうか。これまでの通常の解像度のモニタだと、そこまでの再現性でのプレビューは出来なかったのでありがたいです。ただ、アプリなどのメニューや文字はとても小さくなってしまうのでそれは慣れるまでなかなか面倒です。ブラウザは縦置きの24インチモニタ側で表示させてます。これはこれで縦が長いので便利ですね。

　作業環境としてはもう一つ、11月に液タブを買い替えました。5年近く使っていたWacomのCintiq 21UXから、同じくCintiqの27QHD。21UXは4:3の解像度でこれはこれで使いやすかったのですが、パレット類は別のモニタ側に出さないと狭くて作業しづらい狭さでした。これが27QHDだとパレット類を同じ画面上に出せるのでやはり作業が楽。もちろん画素密度がやや高くなっていることでの（微妙ながらの）精細感の向上や、タブレット機能自体の向上（盤面のガラスの厚みが薄くなって違和感が減った等）も地道に効率アップに効いてる気がしてます。

　どちらもかなりの高額の製品なので、ちゃんと作品の品質に還元させたいところ...

　夏コミの告知からずっと放置してましたが、今度は冬コミです。

　冬コミ初日（29日の火曜日）、サークル参加します。スペースは西館のれ-29a。今回も壁のスペースをいただいてます。ありがたい。新刊をこつこつ発行してきたおかげでしょうか。

　で、今回の新刊は夏に続いてのユーフォ本と、加えてSHIROBAKO本の２種類になります。

　「北宇治吹部活動日誌その２」（32P、500円）
　３年生（主に小笠原晴香と中世古香織）中心のコメディまんがになります。くそレズ中世古に小笠原がつっこみし続ける漫画。

　「すこしだけまってて」（32P、500円）
　今井みどり（りーちゃん）と舞茸さんの関係について描いてみました。コメディのつもりだけどちょっとシリアスかも。絵麻も出ます。

　既刊については、夏コミ発行の「北宇治吹部活動日誌」（500円）と、コミ１発行の「瀬川美里が俺に厳しい本当の理由。」（500円）になります。後者はコミ１の際にはあまり部数を刷らなかったので（夏コミでも10数部程度の在庫を頒布しただけ）、せっかくなので冬コミに合わせて少し再版しました。こちらはサークル「鉄棒少年」さんとの合同企画本となります。鉄棒少年さんのスペースでもまた委託で置かせていただく予定です。

　今回はオール500円となります。細かい暗算がその場でそろそろ出来なくなる歳になってきたので...

　毎度のことですが、スケッチブックについてはお受けすることは出来ません。スケブ描くのあまり好きでないので。

　ということで、冬コミの頒布の告知でした。

　今年は上記の４冊に加えてコミ１のSAO本の合わせて５冊を制作しました。本当は夏コミでもう１冊作って６冊と行きたかったところですが、まあ及第点でしょうか。今年ようやく調子が取り戻せてきた感じはあるので、来年も頑張ろうと思います。

　その来年ですが、1月31日に大阪で開催されるコミックトレジャーにサークル参加することが決まってます。

　こちらでは、ずっと描きたかった「ダンまち」のリリルカ本（成人向け）を発行する予定です。かなり薄くなるとは思いますが...。本来は夏コミで作りたかったのがこの本で、半分まで描いてたのですが、今回は全て描き直します。コミトレには、冬コミの新刊についても在庫があれば持参します。