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2004年5月24日

インターコネクトケーブル

 先週の週末に名古屋の某氏宅に宿泊したのだけれど、その際にインターコネクトケーブル(CDとアンプの間を繋げたりするピンケーブル)を貸してもらいました。カルダスのニュートラルリファレンス。数年前に一度試させてもらって非常に良かったモデル。まあ、代理店経由で購入すると10万円以上するわけで、それだけの価値はあるモデルなのです。

 その某氏はケーブルをさらにハイクラスなものにリプレイスしたので、このケーブルが浮いてしまった訳で。とりあえずしばらくは貸してくれるとのこと。帰宅して、さっそくここ数年使っていたMITのT2iを外してニュートラルリファレンスで接続。私のオーディオチェック用のリファレンスである、ダニエル・ラノワの「シャイン」、マイルス・デイビスの「フォア&モア」等を再生してみました。

 中域のエネルギー感が高まり、解像度も上がる。以前試した事があるので、まあ予想通り。ただ、男性ボーカルやサックスの表面がガサついているのが非常に気になるという状態。某氏宅ではしばらく使用していなかったようだし、こちらでも接続したばかりなので、慣らしをして様子を見ることに。

 で、一週間経ちました。一週間ぶりに「シャイン」を再生。全然良くなりました。ガサつきはなくなり、逆にボーカルがとてもきめ細かくしっとりと鳴ってくれています。他にも色々なディスクを再生。女性声優ボーカルやクラシック、ジャズのピアノソロなんかも、一様に今までからはランクが上がった音で再生してくれてます。うーん、嬉しい。

 自分は過度なケーブル信仰(いわゆる電線病)はないのですが、CD、アンプ、スピーカーの3点セットに費やしたコストに対して、その何割か程度くらいはケーブル・スタンド・ラック・インシュレータ等のアクセサリ類に投資した方が幸せになれるよなあ、と改めて感じました。もちろん、様々なセッティングも大事。

 で、空いたMIT T2iはFMチューナとアンプ間で使用することに。15年以上前に購入したFMチューナですが、チューナとアンプ間のケーブルは付属の安っぽいケーブルをずっと使っていたのでした(苦笑)。FMの音の質感が少し上がって、ちょっぴり幸せな気分に。私は結構FM(特にNHK-FM)に依存してたりするので。

 チューナ自体が15年以上前の安〜いモデル(Pioneer F-515)なので、ちょっと上のグレードのものにリプレイスしたらさらに幸せになれるかも?…と思って調べたものの、現在メーカーでラインナップされているチューナって、ろくなものがないですな。S/N比とか、まだうちのモデルの方が良いってのが。スペックの数値が全てではないものの、さすがにそういうものに手をだすのはためらわれます。

 FM雑誌は全滅してしまったし、今は音楽情報としてのFMラジオって機能してないのかもしれませんねえ。民放FM局は多様化してるけど、トーク番組が多くてAM化してるような印象。学生の頃は、貧乏でCDやLPが買えない分、必死でエアチェックしたものだったのですが。クロスオーバーイレブンとか。

コメント(3)

ニュートラルリファレンス、いいですねえ。前にむぎさん宅で聞かせて貰った時のDACとの相乗効果が忘れられません。インターコネクトはMIT T2iから全然変えてないんですが、なんかふらっと変えたい気分かも(笑)。そういえば今となっては簡単にはいかないですが、むぎさんには是非シュンヤタのDiamondbackを試して貰いたいです。

ニュートラルリファレンスは好みにも合うし、システムとの相性も良いし、価格バランス的にもまあ…だし、私にとってはホント良いケーブルだと思ってます。
シュンヤタのDiamondbackって、電源ケーブルですよね(ひゅぎぃさんのサイトで確認しました)
案外安価ですねえ。まあ、今はとても購入する余裕ないですけど(笑

安価なのはいいんですが、残念ながらPSEの兼ね合いでもう国内では通常販売されてないんですよね>シュンヤタACケーブル。Diamondbackは解像度はともかくポップスの楽しい部分を綺麗にピックアップしてくれるというか、そんな感じのなかなか美味しいケーブルでした。

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このページは、むぎが2004年5月24日 03:31に書いた記事です。

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