信州に行ってきました

　8/11から13まで、車に自転車を載せて、長野県山之内町の渋温泉に二泊してきました。

　初日と三日目はほぼ移動で終わったのですが、二日目は自転車で小布施町めぐり。北斎館や岩松院などの葛飾北斎ゆかりの施設や旧跡を訪れたりと、ふらふらしてきました。それほど標高の高い場所ではないので、日中に日向にいると結構暑いのですが、日陰にいると非常に快適でした。岩松院の門の横に座っていたら、あまりの気持ちよさにこのまま一日ここで考え事でもしていようかと思ったくらい。

　須坂市や長野市にも足を伸ばしたかったけれど、今回は断念。ベースキャンプに選んだ渋温泉は志賀高原の入り口に当たる場所で、小布施町からは数百メートル標高が高く、小布施から渋温泉に戻る帰り道は延々10数キロの登り坂。これを考えたら、帰るまでに余力を残しておかないと…と思って無理は出来ませんでした。

　渋温泉では、九つの外湯巡りを楽しみにしていましたが、コンプは出来ませんでした。お湯が熱くてねえ…。泉質は好みでしたが、お湯にのんびり浸かるのが好きな自分には、ちょっと向かなかったかも。

　温泉街で食べた手打ち蕎麦は、「蕎麦の旨みってのはこれなのか」と実感できるような美味しさでした。小布施で食べた「蕎麦粉のガレット」もなかなか。一緒に頼んだシードルが実に好みで、瓶で土産に買ってこなかったのを今になって後悔。

　夜はのんびり読書タイムで、「ストライクウィッチーズ」のいらん子中隊の文庫三冊を読了。これは面白かった。TVアニメに比べると兵器（ストライクユニットなど）の描写が濃かったけど、そういうのが苦手な自分でも引き込まれるくらいの巧みなストーリーだったなあと。ヤマグチノボルの文章は好きです。

　そんな感じでした。地元に戻ったら、暑いのなんの。