« 入稿完了しました | Home | トップ絵更新しました »

2008年12月21日

Mac話

 現在グラフィック用途で使っているのはPowerMac G5 の2G Dualです。これ、2005年の8月に購入したので、3年4ヶ月経ったところです。

 '94年に初めてMacintosh LCIIIを買ってから、Macintosh LC630、PowerMacintosh 7300/180、PowerMac G4 350 AGP、PowerMac G4 800(QuickSilver 2002)と来て、今のG5が6台目のデスクトップ。G4 350 AGPが'99年末購入で、QuickSilverが2002年8月購入。QuickSilverを3年使って、「長く使ったなあ」と思った覚えがありますが、G5はとっくに抜かしてました。G5は現状はまだまだ使えます。QuickSilverも大きな不満があった訳じゃなくて、G5が安く買えるのとQuickSilverがOS9起動が出来るために高く売れる事もあって、移行し易かったんですよね。

 初期はLC系のエントリー機種を買ってましたが(QuadraどころかCentrisですら手が出なかった)、G4 Mac以降は、ハイエンド機種から2段くらい落ちた値ごろ感のある機種を買うって感じで、スペックと金額のバランスが悪くない感じで買い替えて来ました。でも、今のMacはそれが難しいです。高額なMacProの下がiMac。スペック的にはiMacで十分かもしれないけど、なんとなく所有欲が湧かないです。MacProの下に、もうひとつ(モニタ一体型ではない)シリーズが欲しい…

 来年リリースのMac OS X 10.6(Snow Leopard)がG5をサポートしないとかって話がホントなら、自然とアプリの対応もされなくなっていく訳で、使えるのはあと2年くらいかもしれない。アプリのバージョンアップをしないで化石的に使っていくのもいいけど。68系からPowerPCへの移行やOS9からOSXへの移行は結構さらっと越えて来たと思うけど、今回のIntel系への移行はちょっと悩みが大きいです。

 こういうこと言うと「Windowsへ…」と言われたりしますが、お絵描きする場合にはどうもMacでないと感覚がね…。Winは嫌いじゃないですよ?ノートPCはXPですし、普通のユーティリティ類はWinの方がこなれてると思うし。自分はMac以外のApple製品って、昔のインクジェットプリンタを1つ持ってた(使いづらくてほとんど使わず廃棄)くらいで、全くApple信者じゃないです。iPodも持ってないし、iPhoneも欲しくない。うちの携帯の2台目はWindows Mobile機だ。

 まあ、高めの液晶モニタを買ってしまったので、G5は当分使い続けざるを得ないです。2010年には、新しいMacを買えたらいいな。


 あ、お絵描き環境といえば、ソフトの話ですが。セルシスのComic Studioの体験版をダウンロードして、使ってみました。主にペン入れの部分で。コレは使い易すぎる。使い易すぎて腹が立つくらい。

 一応導入は考えてます。ペン入れ自体の時間は短縮出来るとは思わない(今の紙へのペン入れは、自分はそんなに遅くない)ですが、今時間がかかっている下書きの時間を結構省略出来そうです。今は、コピー用紙にきちんと描いたラフをトレス台で原稿用紙にクリーンアップしてますが(最初から原稿用紙に描くと、描き直しなどで原稿用紙が荒れて、ペン入れに影響が出る)、ラフのものをスキャンして下書きに使えそう。下書きの時間がかなり短縮出来そうです。トーン貼りなどの仕上げについては、従来通りPhotoshop + PowerToneでやります。

 この作業フローで効率化が図れて、品質的にも問題が無いとしたら、紙へのペン入れをしなくなってしまいそうで恐い。せっかくこつこつとペン入れスキルを上げてきたのに、もったいない。ただ、それ以上に得るものがあるなら、現状に留まる理由は無いです。


 あと、試しにWeb拍手を今更ながら設置してみました。今のところ絵とか何も出て来ないです。コメントいただいたら、日記のネタにするかもしれないし、しないかもしれません。

コメント(2)

 モジュラー型でMac miniとMac Proの間が欲しいと言ったって、そんな出ない製品(PC業界でもSonyがデスクトップ最上位機種のType Rを液晶一体型にしてきたくらい、市場が小さくなった)を待つよりも素直に自作PCかメーカ/ショップブランドでBTOする方が楽だよな(いえ、楽とは言ってもEFiXを使うと云う話ではありませんよ^-^;)、と思いつつ「現時点」での選択肢としては

1) Mac Pro。CPUをBTOで2.8GHzの4コアシングルプロセッサーにすれば-61,950円なので、本体は30万を切る。もしくは整備済み品が出てくれば8コア構成でも30万を切ってたりする。....いや、もう、所詮Xeon DPなんで充分お高いですが。
2) iMac。Mini-DVI端子を利用して最大1920x1200pixelのモニターと本体(20": 1680x1050/24": 1920x1200pixel)でデュアルモニターが可能。メモリーの増設は容易で最大4GB。HDDの交換は液晶面からしなければならず面倒。
3) MacBook/MacBook Pro。Mini DisplayPortを利用して最大2560x1600pixelまで表示可。本体の液晶(13": 1280x800/15.4": 1440x900pixel)と併用すればデュアルモニターとなるが、往年のMacintosh LC風に省スペースデスクトップとして液晶を閉じるリッドクローズド(クラムシェルモード)で運用する際にデュアルディスプレイにしたければUSB-VGAコンバーター(ラトックのREX-USBDVIやアイ・オーのUSB-RGBなど)を用意する必要がある。メモリーの交換はやや面倒だが、最大で6GB。HDDの交換は容易。

 こんなトコですかね。安いのが欲しければMacBookをベースにするのが一番お手軽のよーな。Mac miniはメモリーもHDDもいちいちヘラを用意しなけりゃならんので、来年筐体が変更にならん限りはちょっと誰にも勧め難い。

 アプリケーションの寿命と云う点では今から18ヶ月後に出てくるAdobe CS5はPowerPC G5を切って、Mac版も64bitアプリケーションとしてリリースされるコトでしょう。今回のCS4で静止画系がほとんどPowerPC G4を切ってきました(動画系はもうIntel専用)し。

お久しぶり。相変わらずだねー。
別にこういうのが欲しいって書くくらい、いいじゃんかよ(笑

月別 アーカイブ

この記事について

このページは、むぎが2008年12月21日 13:05に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「入稿完了しました」です。

次の記事は「トップ絵更新しました」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。