2010年9月アーカイブ

　「桜高文化祭」（けいおん！オンリー同人誌即売会）に、サークル参加が確定しました。スペース等はまだわかりません。

　ということで、現在制作中のけいおん本、なんとか完成させて持って行きたいです。持参するけいおん本は、６月に発行した「放課後イン・ア・センチメンタル・ムード」、今月発行の「あずにゃんのひやけあとぺろぺろ」と、新刊３冊の予定です。

　発行予定の新刊は、テーマ的には１冊目の「放課後...」に酷似してる感じです。ついさっき気づいた。自分の場合は、（こないだの日記にも書きましたが）紬と梓の「いつかなくすものへのセンチメンタリズム」みたいなのにひどく惹かれてしまっているので、それを描かざるをえないと言うか...。たぶん、自分の中でそういうのがかなり増幅されてしまってます。自分が読み返したらなんとも思わないのに、他の人が読んだら違和感を覚えるような本にならないように気をつけなければ。

　進捗的にはネーム４割終わっていて、その後曖昧だった部分を整理しなおしたので、これからネーム作業を再開するというところ。なんとか今週末のうちに下書きに入れたらいいな。読んで良かったと思えるような本にしたい。

　あずにゃんぺろぺろ本とはだいぶ違うので、そこんとこはよろしくです。（自分の中では、テーマ的には繋がってるんだけど）

　先日の「スーパーヒロインタイム」での上京時に「けいおん!!」の最終回とその前の回を見せてもらったのですが、地元でも最終回前を放送したので、自宅でじっくりと観賞しました。

　自分的には、ついつい目が行ってしまうのは紬の痛々しいくらいのいじらしさ。他の三人と同じ大学に進学することが決まっても、今皆で過ごす時間一刻一刻が名残惜しくてたまらない。唯と律がやりとりした手紙を欲しがったり、ラジカセで皆の会話を録音しようとしたり。まるでいつかはこの四人での時間が終わってしまう事を、彼女だけはわかっているかのようでした。

　紬の、この寂しさ...梓のそれとも通じてますが、もう自分の琴線にビリビリ来ます。ここら辺が、このところ自分が「けいおん!!」本を続けて作りたくなっている原因だと自己分析したりしています。

　先日発行したあずにゃん本もあずにゃんが寂しくなかったらいい、と思って描いたのです。そういうことにしといて。

　東京では、番外編が放送されたのでしょうか。また、ネタバレの地雷を踏まないように歩く日々が始まります。

　明日の日曜日、東京ビッグサイトで行われる同人誌即売会（オンリー複合イベント）「スーパーヒロインタイム」に遊びに行ってきます。

　んで、友人のサークル「にる計画」に居候で、既刊をちょろっと頒布させていただきます。既刊４種持ってきます。委託で４種ってのも酷いな。ホントすみません。

　持参するのは、
・けいおん！！本「あずにゃんのひやけあとぺろぺろ」（今月発行）
・レールガン本「Into Tomorrow」（４月発行）
・咲本「龍門淵パジャマ隊！」（昨年１２月発行）
・ストライクウィッチーズ本「きみがすき　むねがいたい」（昨年１０月発行）
の４種です。

　あと、既に在庫のなくなったストウィ本２種「たいちょうのおしごと！」「おてがみ、まってるね。」ですが、見本用に使っていたのがそれぞれ１部ずつ発掘されたので、一応持って行きます。見本用のでよろしければ、（通常の頒布価格でですが）頒布いたします。隅っこにおいておきます。

　つーかですね。スーパーヒロインタイムというイベントに含まれているオンリーでですね。自分が本を作ったことがある作品についてのオンリーがこれだけある訳です。

・けいおん
・ストライクウィッチーズ
・レールガン
・咲

　そういうことなので、それぞれ上記について１種類ずつ持って行く訳です。実際、先々週のトレジャーではなくてもこちらにサークル参加して新刊作っても良かったかもしれない。もちろんトレジャーの参加は楽しかったけど。（９月にどんなイベントがあるか全く調べずに、トレジャーに申し込んでいた自分）

　ちなみに、今回居候する「にる計画」が参加しているオンリーは、「20世紀魔法少女オンリーイベント　Magic Words」です。自分の本とは全く関係ない...

　昔（それこそ20年以上前）は、ぴえろ系の魔法少女ものは大好きでした。（特にマジカルエミ。）それも含めて、今回は色々見てまわるのが楽しみです。

　ということで、今日から車で移動です。夏コミは電車移動、今月のトレジャーも、豊郷小学校旧校舎見学も電車移動でしたので、久々に長距離の車移動は楽しみです。ドライブ気分でのんびり行ってきます。

　昨日の9月10日ですが、青春18きっぷがまだ使い切っていなかったので、使用期限の昨日、「けいおん！」の桜が丘高校のモデルとして知られている、滋賀県豊郷町の豊郷小学校旧校舎群の見学に行ってきました。

　けいおん！の放送以前に取り壊しか否かで町長のリコールが起こったりとニュースにもなっていたので知っていてどういう建物か興味があったのですが、実際に見るのは初めてでした。18きっぷなので彦根まで行ってそこから近江鉄道に乗り換えればいいものの、せっかくなので近江鉄道の始点の米原から乗り換えて30分弱、ローカル単線私鉄を楽しみました。

　豊郷駅からは、歩いて10分弱くらいでしょうか。中山道の通りに面して、綺麗な白の校舎にたどり着きました。約２時間、生徒になった気分でのんびりと校舎を歩いてきました。

　基本は二回建てで一部分三階建て。その三階部分が音楽室になっています。校舎の中央と両端が階段になっていて、その手すりには「ウサギとカメ」の童話を模したブロンズの彫像が配置されています。下から、最初はウサギとカメが並んでいて、階段部分はじっくりと進むカメ、踊り場には一休みしているウサギ、そして登ったところでは先にゴールしたカメ、とストーリーが展開されています。

　三階部分に登る階段から音楽室（けいおん！では音楽準備室）を望むレイアウトは、まさにアニメの通り（写真４枚目）。あと、教室のドアの開く範囲に黄色く線が引いてあるのもアニメと同じでした。

　一応趣旨としては同人誌制作のための取材ってことで、キャラがその場にいるのをイメージしながら写真を撮ったりしてきましたが、（こういうモダンな建物が元々好きなので）けいおん！関係なしでも十分楽しめました。

　音楽準備室と別館の観光案内所は、けいおんファンのための場所になっていてオタ色満載って感じでした。自分は古い世代のオタなので、ちょっと耐えられずに退散しました。

　その後は近江鉄道を米原方面とは逆に貴生川まで乗って、そこからＪＲ草津線で柘植へ、そこからＪＲ関西本線に乗り換えて名古屋へ、そんな感じで乗り鉄活動も楽しんで来ました。

　１０月末に開催される「桜高文化祭」というけいおんオンリーがこの豊郷小学校旧校舎群で行われます。既に申し込み済み。当選すれば、またここに来られるので楽しみです。

　そのためには、ちゃんと本を作ろう。既に話を途中まで作っているところです。先日のトレジャーあわせのあずにゃん本とはまた違って、ちょっとだけシリアスっぽい感じになる予定です。メインはやっぱりムギとあずにゃん。

　あ、写真はすべてiPhone4で撮りました。旅行の前日にiOS4.1がリリースされて、そのアップグレードでカメラにHDRモードがつきました。これが大活躍。明暗の差が激しい場所もある程度フォローしてくれるおかげで、資料として撮影したのに白潰れ...というのが回避出来て非常にありがたかったです。

　んで、名古屋で竹宮ゆゆこ著の「ゴールデンタイム」１巻（電撃文庫）を買って、帰りの電車で読んでいきました。「とらドラ」と違って、大学生活での恋愛模様を描く作品のようです。大学生の恋愛なら、自分もまだなんとか感情移入出来そう。続きが楽しみです。

なので、あまっている分を使って、滋賀県の豊郷町の豊郷小学校旧校舎を見学に行ってきます。

もしかしたら、「麦畑散歩」のページで実況的に写真をアップするかも。