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2011年5月14日

オーディオ環境刷新

 久々の更新なのに絵がなくて...(汗

 前回の日記で書いた、EsotericのRZ-1を地元のオーディオ屋から貸し出ししてもらうという話。実際に貸していただいて、自宅の環境で聴いてみました。アンプとSACDプレイヤーとDACが一体で済むという機能面については問題なし。問題は音が好みかどうかなんですが、嫌いな方向でなければこの際導入しようと考えてました。んで、聴いてみたところ、心配は杞憂に。音質的にも暖色系で柔らかく、自分の好みの方向性でした。品質も問題なし...というか、ばっちり。特にCDの音質が素晴らしいです。

 ってことで、速攻で注文してショップに届いたので、試聴機を返して受け取ってきました。

 現状のAV環境全景。

 前方左がRZ-1、前方右がFM/AMチューナー(Pioneerの20年もの)。テレビ台の下の段は、左からPS3、BDレコーダ Toshiba RD-BR600、DVDレコーダ Pioneer DVR-DT70。テレビはSonyのKDL-40V2500(フルHDなだけのシンプルな40V型テレビ)。

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 これがEsoteric RZ-1。

 ライン入力はFMチューナー、光デジタル入力はPS3、そしてUSBデジタル入力はMacと繋げています。

 RZ-1はこれとスピーカーがあればCDとSACDが再生出来て、プラスPCを繋げてPCオーディオも楽しめるコンポーネントです。一体型な分、組み合わせやケーブルなどを考える余地がなくて「オーディオ」的な趣味性は物足りないのかもしれないですが、音楽を楽しむという面でなら本当に素晴らしい製品だと思います。良い音で音楽を楽しみたい音楽ファンには、ぜひ聴いて欲しいと思います。

 ただ、ライン出力もヘッドフォン出力もないのは、ヘッドフォンオーディオ全盛の今、売りづらいような気もします。自分はSTAXのイヤースピーカーを持ってますが、今は作業部屋のサブシステムで使用してます。(CDプレイヤー TEAC VRDS-25xsとの組み合わせ。)このコンポーネントにSTAXを繋げてみたくないと言えば、嘘になります。

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 Macですが、これも前の日記でどうしようか悩んでましたが、結局買ったのはMac mini(mid 2010)でした。値段的に安く済ませられるのと、ノートはあまり使わなさそうだから。2010年型のminiからはモニタ出力にHDMIがあるので、そのままテレビと繋げられます。ネットワークはWifi、マウスとキーボードはBluetoothで接続なので、ケーブルは電源とHDMI(toテレビ)とUSB(to RZ-1)のみです。シンプル。オーディオ用としては、ノイズ源となりうるWifiやBluetoothを生かしているのはどうか?という気もしますが、ここは利便性を取りました。使わない機能やファイルを削除するという対策も特にはとっていません。

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 これで、ネットで購入できるハイレゾ音源(24bit 96kHzの楽曲など)を聴いたり、CDをリッピングしたものを聴いたりします。データは可逆圧縮のflac形式で保存。リッピングツールはx lossless decorder。再生はAudirvanaで。CDの44.1kHzのデータをソフト上で96kHzに変換してRZ-1に送ってます。

 データ自体はbuffaloのNASに格納。RZ-1との接続は、トランスペアレントのオーディオ用USBケーブルで繋いでます。

 正直、RZ-1でのCDとSACD再生がとても素晴らしいのに比べると、Mac miniをトランスポートにしての音楽再生は微妙...というのが最初の印象でした。ソフトの設定をいじることで多少改善したけど、CD再生とは差があるなあと感じてました。それも悔しいので、とりあえず出来ることはやっておこうと、定番の振動対策。今は下にサンシャインの「超薄型制振シート」を敷いて、その上に(同じくサンシャインの)METAL SPENCER(L)を並べて、その上にminiを置いてみました。

 ...SN比、上がってるんじゃない?(汗)。RZ-1自体が貸出機から新品に置き換わったので、RZ-1自体がしばらく慣らし状態で特に高域の伸びが今ひとつにも関わらず、miniでの再生がちょっと実用域な感じになってきました。

 うちで再生するソースの中心はSACDとCDで、CDも基本的にはリッピングしないで直接再生するので、それほどminiでの音楽再生の頻度は高くはなさそうですが、クラシックやジャズのハイレゾ音源は色々ありそうなので、少しずつ漁っていこうと思います。SACDとネットのハイレゾデータの蒐集で、残りの音楽鑑賞人生の楽しみのかなりの割合を占めそうな予感。

 ちなみにCDをリッピングしないのは、リッピングの作業自体が面倒なのと、CDをパッケージから出してプレイヤーにセットするという手順が結構好きだからです。アナログレコードを再生するような「儀式」と言えるほどのものではないけど、長く生きてると愛聴盤にはそれなりに思い出が詰まっていて、ジャケットを見たりケースを開けたりする際にはそういうものが蘇ってきたりするのも楽しみのひとつだったりするのです。


 あ、Mac miniにはBootcampでWindows7も入れました。作業用で使用中のMac miniはHDDを80GBのSSDに換装しているので、Windows7を入れていたけど手狭になってしまったので削除したのでした。これでようやくWindows環境が復活。早速「Rewrite」の体験版をインストールして無事動くことを確認しました。WindowsはThinkPad X31があるけど、結構前のマシンなのでRewriteが動かなかったのです。一応Keyジャンル者なので、さすがにプレイできないのは困りものだったのでほっとしました。

コメント(1)

S/PDIFじゃなくてUSBで接続なんですね。てっきり、192kHzハイレゾ音源まで考慮するものかと。

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このページは、むぎが2011年5月14日 22:42に書いた記事です。

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