2008年2月アーカイブ

2008年2月27日

darling / 堀江由衣

 1ヶ月前にリリースされたアルバムですが。

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 堀江由衣さんの6枚目のオリジナルアルバム。

 このところアニメ関係のCDはというと、音楽が気に入ったアニメ作品のサントラ、もしくはアニメ関係の歌を歌って気に入ったシンガーやグループのアルバムを買うということが増えて、声優さん目当てでCDを買うというのはほとんどなくなってました。堀江さんのアルバムも以前のものは結構揃えてましたが、もう買わなくてもいいやという感じで、発売時点ではスルーしてました。

 で、レンタル屋に寄った際に置いてあったので、聴いてみるかと借りてみました。このアルバムに収録されている「いぬかみっ!」のOP曲も苦手なタイプの曲でしたし、特に期待もせず。

 それが、全体的に予想外に好みで、かつ音質も良好で、これは手元にきちんと置いておきたい!と思って、翌日返却した後に初回限定版を購入してしまったのでした。

 一番インパクトが強かったのは、12曲目の「ずっと」。サビの部分はこのアルバムのCMでも流れてました。いわゆる元気になる系のアップテンポなポップチューン。このサビの部分は「ありがちかな」と思ってたのですが、通しで聴くと展開が実にドラマチックで、疾走感にあふれていて、ムチャクチャ好みでした。アレンジも演奏も実に格好良い。特に後半(2:20過ぎ辺りから)。

 AメロからBメロ、サビの展開がこう、きちんと盛り上がるように作ってある曲ってのはオーソドックスで好きです。無意味に変調したり、メロディの繋がりがちぐはぐで曲想が感じられなかったり、そういう曲は苦手で…

 1曲目の「ラララ愛の歌」も気に入ってますが、最初聴いたときには遊佐未森さんが楽曲提供してるのかと思った。堀江さんが8の字唱法してる。

 そんな感じで、かなり聴きこんでます。今年になってから、結構気に入ってるアルバムが出ているので、なかなか一つのアルバムを聴きこむことが出来ないのがちょっとジレンマだったり。昔は一ヶ月くらい同じアルバムを延々と聴きこんだりしていたものですが。

 そういえば、最近買ったmarbleやゆうまおのアルバムもそうですが、アルバム全体で14,5曲も収録ってのが今は標準なのでしょうか。自分はもうちょっと絞って10曲で45分程度ってのが好みだったりします。LP時代の感覚が抜けてないだけかもしれないけど。

 田村ゆかりさんの新アルバムも発売しましたが、こちらを買おうかどうか悩んでいるところ。これもレンタルで聴いてからにするかな…。声優としては、ほちゃよりもゆかりんの演技が好き(というか、すげーなーと思ってる)なのですが、ゆかりんの歌は甘すぎて自分にはちょっと厳しいです。


 全然関係ないですが、久しぶりに「アキハバラ電脳組」の劇場版DVDを見てみました。自宅の40インチワイド&PS3のDVDアプコンでは見ていなかったので。フランチェスカの役は堀江由衣だったんだよねえ。TVシリーズは'98年だから、ToHeartのPS版よりも前で、まだ全くの新人の頃かな。自分はTVシリーズはリアルタイムでは見ていなくて、最終回を見て気になって、その後LDを全巻中古で(秋葉原で)購入したのでした。その頃にはもうToHeartのマルチ役で堀江さんを認識していたので、「こんな役やってるんだな」と思ったものでした。

 この劇場版、今見ても結構良い出来です。まだセルアニメの頃なのだな。DVDの画質は正直良くないので、フィルムからきちんとテレシネしなおしてBlu-rayでリリースされたらいいなあ。ナデシコの劇場版も出て欲しい。

2008年2月17日

東芝 HD DVD撤退へ

 正式な発表では無いようですが。

 今までBDとHD DVD両方リリースしてきたワーナーが、BDのみリリースへ移行。そして米国の小売のウォルマートが今後の販売はBDを支持。コンテンツホルダーと小売の大手がBD支持を打ち出したことで、一気にBDへの流れに。これで次世代DVDのフォーマット競争は終止符ですな。後は、東芝がBDレコーダーを出すのかどうか。

 これで、コンテンツホルダー側も今までよりはBDソフトをリリースしやすくなるのではないかなあ。洋画など映画は全く心配してないけど、やっぱりアニメ。年内に、TVシリーズ物がDVDと同時リリースするような流れになるかどうか。

 前に、アニメのDVD購入は「CLANNAD」と「スケッチブック」が最後と書いたのですが、「CLANNAD」の購入は中止することに。やっぱBDを待ちます。「スケッチブック」は…BDを待っても無駄な気がするから…。とりあえず、個人的に傑作である第4話を収録した2巻を買った後に、再考する。

 バンダイビジュアルからは、攻殻の総集編(?)と名探偵ホームズの劇場公開版、劇場版じゃりン子チエのBDリリースが発表。チエはちょっと興味あるけど、買わないだろうな。旧作で劇場版リリースして欲しいのは…たとえば「ヤマト完結編」の70mmフィルム版とか。70mmフィルムからテレシネすれば、さぞ美しかろうと妄想。作品内容はともかくとして。…うーん、あまり思い浮かばない。やっぱ「ゼーガペイン」を。しつこいけど、これはこれからも主張する。

 アナログ制作のものは、フィルムをHDでテレシネすれば良いけど、SD解像度のデジタル制作アニメはBDにされてもあまり美味しくない。それでも高レートでブロックノイズから解放されるだけでも意味はあるか。破綻しまくりだった「涼宮ハルヒ」のOPなんて、ノイズ無しだとどんなんだろう。

 この文章打ちながら、BDの「オペラ座の怪人」を観てます。前回の本の制作中に購入したので、BGVとしてしか観てなかった。映像的には、かなり綺麗で見ごたえあります。舞台のシーンは美しい。ヒロインはあまり好みでないし、怪人が格好良すぎ(素顔が気味悪がられるほどでもないんじゃ?)とか、19世紀の話でロック調のミュージカルなのが違和感とか、微妙な部分はあるけれど。

 映像のサイズがシネスコ(2.35:1)だと、40インチワイド画面でも物足りなくなります。人間の欲望は限りないな。

 あと、個人的にはBDレコーダーをいつのタイミングで購入するか。

 DVD/HDDレコーダは、2代続けてPioneer機を使ってます。自社製造のDVDドライブが定評あるからか、DVDへの焼きがとても安定していて好き。チューナの性能はそれなり。編集機能は程々?。自分が使う分には問題なし。Pioneerは BDの再生専用機を発売しているので、いずれレコーダも出して欲しいところ。でも、シェアを考えると厳しいのかな。まあ、それほど急いでいない。

 急いでいないのは、うちの県が地デジのHD放送でアニメをほとんどやらないから。BSでも、ハイビジョン放送の割には実際はSDアプコンで放送してるものばかり。今、BDレコーダを持っていてもBDで保存したいのはBS11で放送の「true tears」くらい。もし隣の県に住んでいたら(東でも西でも)、とっくに導入してるんだろうけど。

2008年2月15日

someday / ゆうまお

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 ゆうまおの2ndアルバム「someday」を購入。かなり好きなソングライターでありシンガーなのだけど、実際この人のCDを買うのは初めて。1stを買おう買おうと思っているけど、近所に売っていなくて。東京行った時に買えばよかった。

 声質で言えばもっとハイトーンなボーカルの方が好み(茶太とか)なのだけど、この方の場合は方向性がきちっとしているので、安心して聴けるのが良いかな。茶太はCDによって全然方向性が違って、聴いてみないと好みかどうかがわからない。まあそれも魅力だけど…。それと、やはり楽曲が良いです。このアルバムは全曲自作。ちょっとせつなくて、青春真っ只中というよりはその時代を振り返るような歌詞とか。ミディアム調のメロディが多いのも好みです。

 英国ポップ調の「答案用紙」なんかモロ好み。あと、ギターカルテット編成でジャズっぽい(イントロのピアノが「take five」っぽい(笑))演奏の「Black cat on the piano」は、編曲も本人なのですな。ピアノも本人。

 音質的には、まだヘッドフォンでしか聴いてないけど、かなり良質。Lantisのクセに…と思って思わずブックレット確認したら、マスタリングはFlairの田中一郎氏でした。Lantisって、あまりマスタリング担当についての記述をしてないんだよね。「蒼空にくちづけたら」は、元は「sola」のイメージアルバム「oratorio」収録で、こちらも悪くは無いけれど、微妙にエコー多めな「oratorio」と比べるとベールを一枚剥がしたようなクリアさがあるような。

 ってことで、アタリの一枚でした。スピーカーで早く聴きたい。

2008年2月11日

サンクリに参加してきました

 2月10日は、東京・池袋のサンシャインシティで行われた同人誌即売会「サンシャインクリエイション38」に参加してきました。といっても、友人のサークル「にる計画」の店番。サークル主が不在の為、自分のサークル「麦畑」がサークルジャックした形で。

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 スペースの半分以上を占拠!

 そんな感じで、うちの新刊のゼーガペイン本などを頒布させてもらってきました。ご購入いただいた方々に感謝を。

 新刊は、だいたい予想通りの数を頒布できました。サンクリで新刊を出すと、自スペースだろうが委託だろうが、どのジャンルだろうが、なぜか毎回ほぼ決まった数を頒布するという謎の現象が。スト4、月姫、はにはに、今回のゼーガ…。

 新刊のゼーガ本は、個人的には結構気に入ってます。印刷を久々に、以前(サークル立ち上げ時から2005年まで)使っていたところに頼みましたが、やっぱここの印刷が自分にはしっくり来るかなあ。

 一人でお留守番だったので、買い物には行けなかったです。あらかじめ判っていたので、サークルチェックもしなかった。知り合いのサークルが来てるかどうかも知らないままだったりします。そんな中、わざわざ訪ねて来ていただいた方々には感謝です。


 んで、今回は新刊を書店委託するのは控えました。マイナーなネタなので、こちらの希望よりもぐんと低い発注数だったりしたら凹みそうで、委託の連絡をするのをヤメたのでした。弱っ。

 なので、個人通販することに。発行物のページに詳細を記載してますので、興味がありましたらよろしくお願いいたします。


 ちなみに東京には土曜日に入って、秋葉原をちょっと歩いた後に、某後輩宅に宿泊させてもらいました。酒飲みながらビデオ三昧で、寝たのは3時。当日朝は流石に眠かった。ドリンク剤でドーピングした。秋葉原をまともに歩いたのは、おそらく2005年3月以来のほぼ3年ぶり。なにこの変容。知ってはいたけど、色々な変わりっぷりに恐怖した。

 とりあえずは、かつて行きつけだったオーディオショップに行って、気になっているアンプ2台を試聴。その後'98年にアンプを購入した店に行って廉価な海外アンプの状況を確認しようと思ったら、店が無い。移転?場所を間違えた?わかりません。ダイナミックオーディオ5555にも行ってみたけど、やっぱりここの雰囲気は苦手…。自分にとっては秋葉原はコンピュータの街でも、もちろん萌えの街でもなく、オーディオの街だったのですが、オーディオをきちんと置いてある店自体がだいぶ減ったような気がします。

2008年2月 7日

虹色ハミング / marble

 昨日のエントリーにも書いた、marbleのアルバム「虹色ハミング」。今日も何度かループして聴いてます。

 良いかな?と思ったアルバムは、曲目も歌詞も見ずにループさせて、少しずつ自分の中に引っかかってくるのを待ちます。そのうち、自分に合う曲がだんだん自分の中に入ってくる。今のところ「星空」「虹色ハミング」なんかが印象強くなってきてる。でも、やっぱり圧巻は「芽生えドライブ」。

 この曲は、去年発表の曲(だよね?)の中でも、自分の好みでは五指に入る曲かも。他に、曲単位での去年のベストは島本須美さんの「幸せ願う彼方から」(らき☆すたのキャラソン)や、茶太の「step of cloud」(solaのイメージソングアルバム収録)あたり。ちなみに、去年今更ながらARIAを読むようになって、アニメもCSのリピート放送で観て、ボーカルコレクションをレンタルで借りて、第二期の2つ目のED(葉月絵理乃の「Smile Again」)に大ハマリして聴きまくってました。でもこれは一昨年の曲でした。

 バンブーのサントラも良くって、音楽ばかり聴いているのでゲームが進まない。Fortune Arterialは白ちゃんシナリオの方向で進めてはいるところ。


 ちょっとネガティブな話。

 前にちらっと書いた、画像の転載が気軽に出来るwebサービスなんだけど、気になって調べていると、そのユーザ連中の発言がね。

 「オイラにリブログして欲しくてわざわざ初音ミクを描く絵師さんもいますよ 」 「基本的には、誘拐されては困るような自分の大事な可愛い娘を人前に晒してることに問題があるような気がしてます」「正直な話、転載によって作者が不快に感じるのって、作者のわがまま的な面もあるんじゃなんじゃないかな、とか思うこともある」

 だそうで。脱力した。現状たいした被害を受けてないと思うけど、イラストや日記絵を描いてサイトにアップしようなんて気は失せた。絵のアップは同人誌関係の告知だけでいいや。どうせ当面は同人誌作りに注力するつもりだし。

2008年2月 6日

FORTUNE ARTERIAL 千堂瑛里華シナリオ

 ようやく「FORTUNE ARTERIAL」を開始です。体験版の部分は飛ばそうかと思ったけど、作品に馴染むためにオートで流しプレイ。んで、最初はメインヒロインでしょうってことで瑛里華シナリオをクリアしました。

 あれ?こんなんで終わり?って感じでしたが、個別シナリオクリア後に本編が始まるっていういつものパターンなのでしょう。とりあえずは個別をつぶしていこう。このシナリオ単体としては、正直物足りなかったけど。まあ、評価はコンプしてからかな。

 「Garden」も始めたいところだけど、交互にやるべきか、それとも先にフォーチュンを終わらせるか。


 お買い物。

 ・「虹色ハミング」 marble

 ひだまりスケッチのED曲「芽生えドライブ」を歌っていたmarbleのメジャー初アルバム。芽生え…も収録です。芽生え…は映像も合わせてすごく好きだったのですが、いつかアルバムが出るのではと期待してシングルは買わなかったのでした。ようやく出てくれた。

 雰囲気はファンシーなんだけど、アレンジは実にロックしてて楽しい。こういう、隙間の多いアレンジは好きです。(と思ったけど、結構分厚いアレンジも多かった)

 でもファンシー。爽やかすぎて年寄りには眩し過ぎる…。

 今のところ、思い入れもあって「芽生えドライブ」が圧倒的に好きですが、他の曲もかなり良い感じ。キミキスのOPの「青空loop」はちょっと苦手かな。


 あ、「秒速5センチメートル」がBlu-ray Diskで4/18にリリース決定。これはめでたい。DVD買わずに待っててよかった。


 夏コミの申し込み、サンクリの荷物発送、サンクリ合わせの同人誌の印刷費振込、それぞれ完了。

2008年2月 4日

サンクリ新刊入稿

 しました。

 サンクリ新刊といっても、友人のサークル(にる計画 スペース:モ01b)に委託ですが。当日スペースには居ます。というか、自分がメインで店番です。

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 「ゼーガペイン」本。タイトルは、サントラの曲より「出会いはほのかなリンゴの香り」。…適当につけたけど、結構恥ずかしいタイトルだな…。

 表紙込み28Pで、カミナギ、シズノ、ミナトがメインのコメディ漫画20Pを掲載してます。今回は書店委託を行わない予定ですが、個人通販を行おうと考えてます。(郵便振替のみ)

 サンクリには、うちのサークルの既刊も適当に持って行きます。


 お買い物関係。

 ・バンブーブレード オリジナルサウンドトラック
 ・DENON オーディオ・チェック SACD
 ・Garden

 バンブーのサントラは、音楽が仙波清彦ってことでパーカッションや邦楽器などを使ったかなりユニークな感じになってるので、興味を抑えきれずに購入です。(仙波清彦は、某後輩Tが色々持ってた気がするな。)方向としてはジャズなので、自分には聴きやすいし。実際面白い。サントラというよりは普通にフリージャズのCDとして楽しんでます。劇中劇の超剣戦隊ブレードブレイバーのOP曲なんかが途中にあるけど…。これはこれで熱い。OP/ED曲がフルコーラスで入っているのは嬉しい。OPのBメロの不安定さは納得出来ないんだけど。

 オーディオ・チェックSACDは、今売ってる電撃大王の「でじぱら」にも出て来てます。15kHzが聴こえませんでした…。年齢相応なのか…?アンプのせい(ナローレンジなので)かとも思ったけど、STAXのイヤースピーカーでも聴こえなかったので、耳のせいなのだろう。マルチch構成のシステムではないのであまりチェックすることは無いのだけれど、一応手元に置いておきたくて購入です。

 Garden(Win用ゲーム)は、通販で中古品を購入しました。未開封品だったけど。メインヒロインの一人であるはずのキャラ(瑠璃)のシナリオなどが省かれて、未完成のままリリースされた作品。一応スタッフのファンではあるので未完成品でも欲しかったのだけど、新品を買う気持ちにはなれなかったです。あるべきシナリオの追加パッチについては、正直期待してないです。


 ってことで、先日購入した「Fortune Arterial」と「Garden」をThinkPadにインストール。現在、GardenのパッチをDLしてます。さて、どちらからやろうかな。

ゼーガ本出来たかな

 サンクリ合わせのゼーガ本、なんとか本文データを完成させました。

 プリントアウトして、チェックして、修正が発生するとは思いつつ。

 んで、1P余ったので、こんなん描いてみた。これ、ゼーガ知らない人には面白くもなんともないな。(知ってても面白くないかもしれん…)

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 こんなのに1時間半もかけるなよ、と。

 あ、本編は20Pのストーリー漫画です。メイウーとメイイェンは出てきません(汗

 委託するスペースは、「にる計画」(モ01b)です。

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