2004年5月アーカイブ

2004年5月31日

CD購入

 amazonの1万円購入で千円還元フェアの為に、色々と合わせて買ったものが到着。うち、CDが2枚。

 「ランデヴー」峰厚介ミーツ渋谷毅&林栄一

 テナーサックスの峰とピアノの渋谷・アルトサックスの林の3人の変則トリオ構成のジャズアルバム。渋谷さんのピアノが好きなので!…いや、落ち着いた佇まいでたまりません。骨太なテナーの音色も実になんともいえず。音質も文句無し。DSD録音で、SACDとCDのハイブリッドです。SACDプレイヤーで聴きたいなあ…。

 西荻窪在住の頃は、駅近くのアケタの店で深夜に渋谷毅のソロライブを時折聴きに行ったものです(1,000円だったし)。今回、このアルバム発売に合わせてトリオで全国をまわるとのことで、見たら袋井であるじゃないですか。うほっ。でも5,000円か〜(汗

 「RAINBOW」(シンフォニック=レイン キャラクターボーカルアルバム)

 岡崎律子さんが全曲の作詞・作曲・コーラスを担当したアルバムです。ゲームのCVを担当した声優さんがボーカルを担当。笠原弘子さん、中原麻衣さん、浅野真澄さん、折笠富美子さんの4人です。笠原さんが4曲で他の方は2曲ずつ。

 律子さんの曲は、やっぱ律子さんが歌ってこそ…と、今まで律子さんが他の方に曲提供をした時に感じていたのですが、このアルバムは律子さんの雰囲気を感じさせつつも、ボーカルの個性が発揮されている印象です。笠原さん、折笠さんの歌は流石の域。浅野さんと中原さんはそこまでは行かないけれど、私としては十分。特に中原さんは最近のお気に入りで評価も甘めになってしまうところもあるけれど、すっごく好き(笑)。ともあれ、4人ともしっかりと歌ってくれていたのがとても嬉しい。アレンジも西脇氏、光宗氏、長谷川氏など、律子さんの曲をよく手がけられた方々が行っているのも嬉しいです。

 音質はスタチャの割にはいい感じ。ちょっと硬質だけど、ボーカルはふわっと、でも柔らかすぎず良い具合で浮かび上がってます。中原が歌う「秘密」のボーカルの立ち上がりではちょっとゾクっとしたくらい。

 歌詞を含め、しっかりと噛み締めて聴き込んでいこうと思います。

2004年5月30日

カレイドスターDVD

 amazonから、「カレイドスター」のDVD、9巻10巻が到着。

 この巻から、第二部。9巻には一部の総集編(27,28話)が収録されてますが、この2話は副音声でそら役の広橋涼さん、レイラ役の大原さやかさん、監督の佐藤順一氏、そして池田プロデューサーの対談を聴く事が出来ます。うーん、大原さんの地声、可愛いな〜。

 で、第二部。改めて…メイ、むかつく…。後半にしおらしくなってくることを思えば、時折は可愛く思えないこともない。けれど、やっぱひどいヤツだよなー、このガキ。

 で、このムカつきを解消するために、メイが虐められる絵を描いてみる。

 ちょっとすっきりした(笑

 でも、お尻の描き方が良くわからず、違う意味ですっきりしない気分。

 10巻には、第33話「汗と涙の すごい ロゼッタ」が収録。和田高明さんの演出・作画で動きまくり。好きだー。寝間着姿のロゼッタがラブリー。第32話「氷の上の すごい 対決」でのメイも、今見るとなかなか可愛いです。でも、31話「情熱の すごい ライバル」での、練習用のブランコを独り占めしたりと暴虐の限りを尽くすメイはやっぱりムカつく。そして、そらの「レイラさんにあやまれ!!」は今見ても感情移入しちゃって泣きそう。

2004年5月28日

近況

 ビバ!モンスターユニオン!!(挨拶)

 天野由梨さんに続いて、久川綾さんにも言わせたか。次は平松晶子さんや冬馬由美さん辺りでしょうかねえ?ちなみに、ネタは「忘却の旋律」です。

 今月は、ギャラリーに入れたイラストを4枚も描いてしまいました。「クラナド」が3枚に、「Fate」が1枚。ようやくイラスト描きたい衝動が昇華された気分。というか、4枚目でようやくお尻とか下着を描けたので、満足出来たのかもしれない…。一番気に入ってるのは智代のイラストですが、その分不満も大きいです。おしりフリフリしてる雰囲気が全く出なかったのがなんとも。

 ともあれ、これで安心して同人誌の作業に入る事が出来そうです。というか、もう結構スケジュールがキツくなってるんですけど…

 ということで、6月のサンシャインクリエイションに合わせて発行する予定の同人誌の作業で、しばらくイラスト等の更新は無いかと思われます。

 でも、「ストラトス・フォー」のOVAが発売される(もうされた?amazonからの発送待ちなので…)ので、落書きとか描きたくなりそうな気が。ともあれ、早く漫画の作業を軌道にのせないと。

 では、鳴り響け!僕のメロス!!(終りの挨拶)

2004年5月26日

日記絵 (No.394)

 TYPE-MOONさまで開催されていた、ゲーム「Fate /stay night」のキャラ人気投票の結果が発表されました。私が応援していた間桐桜は○位…。まあ、予想されたこととはいえ、あのキャラやあのキャラにも負けたか…、となかなか微妙な気分です。メインヒロイン3人の一人、それも大トリをつとめた子なのに。

 まあ、きっとこれから徐々に人気が高まっていくと思いたいですな。というか、その為に微力を尽くそうと誓う私であった。桜の本、夏コミで出すよー。(受かればなー。受かっても、カットがセイバーなんだけどなー。)

 なんつーか、今年は横髪をリボンで結んでいるヒロインが受難なのでしょうかね?「クラナド」の某双子姉妹もアレだし…

2004年5月25日

本日のお買い物

 こんな感じ。

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 夢路行さんの全集の刊行が開始されたので、速攻でゲット。果たして入荷されるのかと不安だったのだけれど、きちんと平積みされてました。

 夢路行全集(1) 緑野
 夢路行全集(2) 夢見た春
 夢路行全集(3) 校門坂効果

 全集は全25巻だそうで。おそらく8割がたは手元にある作品だと思うけれど、「みんなの夏休み」「百も承知さ」など、コミックスになってない作品が収録される予定でもあるし、(それらを収録した巻が発行されるまで買い支えるという意味もあって、)全巻購入することに。

 かつて、随分影響された作家さんだったりします。自分が描くキャラ絵の目が小さめな一因はこの方の影響もあるだろうなあ。作風としても、こういう日常プラスファンタジーというのが好きなので…

 で、もう一冊は名取ちずるさんのぐるぐる迷路23

 ちょうど4年ぶりのコミックス。ああ、久しぶりだなあ…と喜んで買って、作風も変わらず「うんうん」とうなずくような気分で読み終えたところ、最後のページに名取さんが今年1月にお亡くなりになったという告知が…。肝臓がんとのことでした。

 読み切り作品しか描かない作家さんでしたが、とても前向きな作風がまぶしいくらいでした。絵柄も可愛く、でも媚びず、カラっと爽やかで男性にとっても読みやすかったです。「明日、また逢えました。」「darlin'誰より愛してる」等、大好きでした。ご冥福をお祈りいたします。

今期のアニメ

 3月にカレイドスターが終わってから、コレといってはまっている番組がない状態ですが、そこそこ見てます。

 放送中の番組で、観たり録画したりしているのは、
 「絢爛舞踏祭」(BS-Japan)
 「ケロロ軍曹」(BS-Japan)
 「この醜くも美しい世界」(BS-i)★
 「忘却の旋律」(BS-i)
 「神魂合体ゴーダンナー」(AT-X)
 「マーメイドメロディぴちぴちピッチピュア」(テレビ愛知)★
 「美鳥の日々」(テレビ愛知)★
 「魔法少女隊アルス」(NHK教育)★
 「ふたりはプリキュア」(静岡朝日テレビ)★
 「鋼の錬金術師」(SBSテレビ)★
 「光と水のダフネ」(CBCテレビ)

 再放送やCSのリピートで観たり保存したりしてるのは、
 「カードキャプターさくら」(NHK教育)★
 「スパイラル 推理の絆」
 「シスタープリンセスリピュア」(AT-X)★
 「マーメイドメロディぴちぴちピッチ」(AT-X)★
 「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」(名古屋テレビ)★

 (★はDVDに保存している番組)

 といったところでしょうか?CSでの放送は、適当に色々観ていますが。

 「プリキュア」「アルス」「どれみドッカ〜ン!」は、HDDレコに保存したままかなり観てません(汗)。「ハガレン」は最近ますます殺伐としてきて、ちょっと辛いかも。「ケロロ」はとりあえず楽しいので観るだけは観て、毎週上書き録画。「絢爛舞踏祭」は最初はチェックしてなかったのですが、観てみたら面白かったので継続視聴。あまり話が進行している雰囲気がないので、何がしたいのかが良くわかりませんが…。「美鳥」は安心して観られます。「ダフネ」は最近観始めて、最初の頃のを人からもらって追いかけているところ。作画というかキャラデザが微妙だけど、案外好き。この2作は共にヒロインが中原麻衣さんですが、後者でのハスキーな声はかなり好き。

 「さくら」の再放送はかなり嬉しいですね。先週末の放送は、私が藤田まり子さんの名前を知った回でした。今見ても可愛い作画だった…。

 「ピッチ」(前作)をAT-Xで月〜木と放送しているのですが、これが楽しみな毎日です。本放送時は終盤から見始めたので、最初の頃の展開は全然知りません。ほんとB級ですが、キャラは可愛いし歌は好きだし。

2004年5月24日

インターコネクトケーブル

 先週の週末に名古屋の某氏宅に宿泊したのだけれど、その際にインターコネクトケーブル(CDとアンプの間を繋げたりするピンケーブル)を貸してもらいました。カルダスのニュートラルリファレンス。数年前に一度試させてもらって非常に良かったモデル。まあ、代理店経由で購入すると10万円以上するわけで、それだけの価値はあるモデルなのです。

 その某氏はケーブルをさらにハイクラスなものにリプレイスしたので、このケーブルが浮いてしまった訳で。とりあえずしばらくは貸してくれるとのこと。帰宅して、さっそくここ数年使っていたMITのT2iを外してニュートラルリファレンスで接続。私のオーディオチェック用のリファレンスである、ダニエル・ラノワの「シャイン」、マイルス・デイビスの「フォア&モア」等を再生してみました。

 中域のエネルギー感が高まり、解像度も上がる。以前試した事があるので、まあ予想通り。ただ、男性ボーカルやサックスの表面がガサついているのが非常に気になるという状態。某氏宅ではしばらく使用していなかったようだし、こちらでも接続したばかりなので、慣らしをして様子を見ることに。

 で、一週間経ちました。一週間ぶりに「シャイン」を再生。全然良くなりました。ガサつきはなくなり、逆にボーカルがとてもきめ細かくしっとりと鳴ってくれています。他にも色々なディスクを再生。女性声優ボーカルやクラシック、ジャズのピアノソロなんかも、一様に今までからはランクが上がった音で再生してくれてます。うーん、嬉しい。

 自分は過度なケーブル信仰(いわゆる電線病)はないのですが、CD、アンプ、スピーカーの3点セットに費やしたコストに対して、その何割か程度くらいはケーブル・スタンド・ラック・インシュレータ等のアクセサリ類に投資した方が幸せになれるよなあ、と改めて感じました。もちろん、様々なセッティングも大事。

 で、空いたMIT T2iはFMチューナとアンプ間で使用することに。15年以上前に購入したFMチューナですが、チューナとアンプ間のケーブルは付属の安っぽいケーブルをずっと使っていたのでした(苦笑)。FMの音の質感が少し上がって、ちょっぴり幸せな気分に。私は結構FM(特にNHK-FM)に依存してたりするので。

 チューナ自体が15年以上前の安〜いモデル(Pioneer F-515)なので、ちょっと上のグレードのものにリプレイスしたらさらに幸せになれるかも?…と思って調べたものの、現在メーカーでラインナップされているチューナって、ろくなものがないですな。S/N比とか、まだうちのモデルの方が良いってのが。スペックの数値が全てではないものの、さすがにそういうものに手をだすのはためらわれます。

 FM雑誌は全滅してしまったし、今は音楽情報としてのFMラジオって機能してないのかもしれませんねえ。民放FM局は多様化してるけど、トーク番組が多くてAM化してるような印象。学生の頃は、貧乏でCDやLPが買えない分、必死でエアチェックしたものだったのですが。クロスオーバーイレブンとか。

クラナドキャラを自分の絵柄に

 「クラナド」の同人誌を制作するため、キャラの絵を自分の絵柄に変換する作業を必死で行っていたりして。これが出来ないと、漫画描けないし…。「Kanon」の同人をやっていたからといって、「クラナド」のキャラがすぐ描けるかというとそうでもない。私、不器用ですから…

 今考えている話だと、結構多くのキャラが登場してしまうのがまた困ったもので。とりあえず、一番難しいんじゃないかと思っていたことみはなんとなく掴んだ(かも)。Kanonの香里互換で描けばいいやと思っていた杏が逆に難しい。

 描きやすい向き・表情で描いてるので、二人とも似たような向き&顔(汗

 だいたい、最初はこういう感じのちょっとかたい感じの絵柄(そもそもこういうのが自分の素の絵柄)で描いていって、慣れてくるとだんだんくだけてくるので、そこから漫画用の絵柄として使えるように調整していくのでした。パロ同人もなかなかに大変です。(私だけか?)

 他にも渚とか描いたけど、とても人様に見せられる代物ではなかったり。椋は描いてもいない…。よっぽど勝平シナリオが嫌だったらしい。結構トラウマかもしれん。

 ちなみに、一番違和感無く描ける智代は、今考えている話にはほとんど登場しなかったりして。うーん、智代の話を先に描こうかなあ(苦笑

 普段は、サイトの日記絵等を結構描いて、元ネタのキャラ絵を自分の絵柄として消化してから同人誌作りに臨んでるのですよね。今回はほとんどぶっつけなので、なかなかに難しい。

2004年5月20日

最近買った本

 つーことで、最近買った漫画のご紹介。

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恋愛賛歌」宮内由香(TENMA COMICS LO)

 宮内由香さんの2冊目のコミックスです。友人にすすめられて読み始めた作家さんですが、同人も商業もどちらもかなり好み。今後も追いかけていきたいです。1冊目のコミッックは絵柄もテーマも色々だったのですが、最近は比較的思春期の少年少女の不安定な心を描くことが多い感じでしょうか。この本もそんな内容の漫画の割合が高いです。同人誌作品も含まれていて鉛筆画の漫画があるのが気持ち残念(ペン画が綺麗なだけに…)ではあります。表紙も、女の子たちの制服の深い青がとても綺麗。18禁漫画としては異彩を放っているかも。

大阪マウンテンブルース」田淵由美子(YOU QUEENS COMICS)

 1970年の大阪を舞台に4人の高校生の姿を描いた連作短編。田淵さんは'70年代のりぼんなどで大活躍された作家さんですが、今ではレディース系で安定して作品を発表してくれてます。私は大好き。ただ、今回は全体としてのオチがないのでちょっとすっきりしない読後感。それもまた青春っぽくていいかも。舞台が舞台なので、全編大阪弁です。絵的にも話的にも、憧れの漫画家さんの一人。

Do Da Dancin'!」(8)槇村さとる(YOUNG YOU COMICS)

はちみつとクローバー」(6)羽海野チカ(YOUNG YOU QUEENS COMICS)

てるてる×少年」(8)高尾滋(花とゆめコミックス)

 あと、「花とゆめ」本誌(12号)も購入しました。普段目当ての「フルーツバスケット」「しゃにむにGO」が休載でしたが、今回はなによりも「なんて素敵にジャパネスク」(原作・氷室冴子/作画・山内直美)の連載再開でしょう。えーと、山内さん何年休んでたんでしょうか…(汗)。(それとも、どこかで執筆されてたのかな?)でも、絵的にも画面的にも全然ブランク感じさせないのが素晴らしい。元々デビューの頃から抜群に安定してたしなあ。正直、若手の作家の方の絵よりも全然読みやすい(年寄り的に…)。

 花ゆめEPOとかで「雑居時代」や「ざ・ちぇんじ」を連載してたのがおそらく'85年あたり?ジャパネスクだって10年くらい空いてたんじゃ?…いや、すごいカムバックだな。

2004年5月19日

日記絵 (No.393)

 Windows用ゲーム「天使のいない12月」(Leaf)より、栗原透子さんを描いてみました。

 何に対して「いいよ♥」と返しているかは、ゲームをやった人だけのひみつ(笑)。このシーンとか、初めて携帯メールを使って「届いた」と喜ぶシーンが、トン子の個人的萌えシーンです。「届いた」という言葉には、彼女の中でいろいろな意味が込められていたのでしょう。

 なんか、最近一からタブレットで線画を描くのが面倒な状態。日記絵が減ってる原因の一つです。なので、開き直って鉛筆画スキャンを彩色。ギャラリーに入れられないような、こんなシンプルな構図&ラフな塗りの絵をお気軽に描くのはやっぱ楽しいので、日記絵はこういう感じなのが増えていくかも。

 「天いな」は、しのぶの絵も描きたいです。つーか、落書きでは描いてます。エッチな絵になってるので載せられないだけだったり。…何をいまさらという気もするので、たぶん近いうちに載せるでしょうけど。

2004年5月18日

サンクリ24

 友人のサークルがサンシャインクリエイション24(6月20日開催)に当選しました。

 ってことで、私の新刊がそれに間に合えば、委託(その新刊のみ)をさせてもらう予定です。ネタは「CLANNAD」で。遅くても今月末までにネームを完成させないといけません。結構厳しいかも…。コンセプトはもう出来上がってる(ゲームをやりながら、こういう感じの本にする!というのが出来ていた)ので、あとは中身をしっかりと考えるだけなんですが、そんなにすんなり行く訳もなく。出来るだけ自分の本の割には多めのページ数で描きたいので早め早めに作業を進めたいところだけれど、どうなることだろう。

 ただ、ネームの作業はもう一枚くらいイラスト(CG)を描いてからにしようかと思っているところ。原稿の作業に入ったら、しばらくWeb用のカラーイラストは描けませんし。

2004年5月14日

Fateアンソロ

 FOX出版様のサイトにももう出ていたので、告知してしまおう。

 6/5に発売予定の、ゲーム「Fate/staynight」アンソロジーコミック『Unlimited Fantasm Vol.2』に、12ページ漫画を描かせてもらってます。凛ルートグッドED後を舞台にした、セイバーと凛と桜、そして士郎4人のコメディです。

 自分としては、今のところは結構気に入っているので、読んでもらえると嬉しい…。描き上げてから一月後の発行なので、いざ読んだら頭を抱えてしまいそうな気もするけれど。

2004年5月12日

岡崎律子さん死去

 ちょっと落ち着いて来たので…

 私が大好きな歌手・ソングライターの岡崎律子さんがお亡くなりになられました。

 '98年リリースのアルバム「おはよう」を聴かせてもらったのをきっかけにファンになり、FCにも入って、年末恒例のプライベートコンサートは毎年とても楽しみにしていました。でも昨年末は多忙の為か行われず、結局もう生で律子さんの歌を聴くことができなくなってしまいました。

 私はどちらかというと初期作品の頃の私小説的な歌詞の歌が好きで、弱さを認めながらもがんばっていこう、でも疲れた時は休んでいいんだよ、という優しいメッセージには幾度となく助けられてきました。ここ数年のアニメ関連での活動で新曲が頻繁に聴けるようになったのは嬉しかったのですが、個人的にはタイアップ無しでの純粋なソロアルバムをいつかまた聴けることを心待ちにしていました。でも、それはもうかなわないのでしょう。(実感がわかないのですが…)新譜の発売予定はあるようなのですが、それは前にFCの臨時の会報に書いてあったアレなのかな…?

 今は、(私にとっての)律子さんのエッセンスが凝縮されたミニアルバム「A HAPPY LIFE」を聴いています。短いファン歴でしたが、本当に大好きでした。律子さん、ありがとうございました。

2004年5月10日

「少女庭園」参加

 5月9日は東京で行われた百合系オンリー同人誌即売会「少女庭園」にサークル参加してきました。

 サークルリストによると女性の方のサークルがほとんどっぽいし、男がサークル参加すると浮きそうで、どうなることかと心配してました。でも、案外サークル側に男性は多かったし、そもそも一般参加の方はほとんど男性なので、全然問題なかったですね。「ごきげんよう、この本を見せていただけますか?」「ぜひごらんください」みたいな即売会になるかと思ってましたが(嘘)、全く普通でした。

 とはいえ、百合といえば「マリみて」な今どきにうちのサークルの新刊は「カレイドスター」。スルーされてしまわないか心配でしたが、イベントの規模なりの数を頒布出来たのでよかったです。今回は同じくカレイドスターの本を出されている本城さんをお誘いしたのですが、こちらも持参された本はほとんど頒布出来たので、誘ったこちらとしても一安心。ただ、スペースに女性の方が居たからか、どうも本城さんを「高橋むぎ」だと勘違いされていた方がそこそこ居た模様。…プロファイルにも、男って書いてあるじゃん(笑)。某男性向け創作少女系のえらい人のような絵柄ならともかく…

 ということで、お手伝いいただいた本城さんと翁さん、そして買っていただいたみなさま、お疲れさまでした&ありがとうございました。

 カレイドスター本は3冊作ってますが、まだロゼッタの本を出していないので、なるべく出したいと思ってます。でも、次はクラナドだなー。(6月のサンクリに、友人が当選していれば委託してもらう話になっている。)ちなみに、夏コミは当選してればFateです。年初から夏コミまでに4冊作れたなら、今までの最多だなあ。

2004年5月 8日

天使のいない12月

 5日頃まで某アンソロジー用の原稿を描いていたのですが、スケジュールに多少余裕があったので、その合間にこのゲームをやってました。中古品が安かったので、つい。合間にこつこつやるつもりが、なんかあっという間に終わったような(笑)。トータルで7、8時間くらいでしょうか?

 その後「CLANNAD」をクリアしてしまったのでかなり印象が薄れてますが…。なかなか面白かったのは確かです。まあ、青くさい話でしたけど。主人公の弱さが回りの人間を巻き込んでしまうという感じでしたでしょうか。透子に「死ね」とか平気で言う割に、自殺願望のある須磨寺に恐怖心を感じて、さらに自分も伝染してしまうところなんか、ヘタレ極まってましたね。主人公に感情移入してプレイするゲームではなかったので、時間が短かったのは幸いでした。透子といきなり肉体関係に…というプロットは良かったものの、あとがちょっと付いてこなかった印象もありました。セックスをテーマにするというところまでは消化しきれてませんでしたね。

 透子としのぶが個人的には好きでした。特にしのぶ。高飛車なお嬢様っぽいキャラだと思ってたら、案外弱さを見せてくれたりと、なかなか好みの性格設定。しのぶと透子との3Pエンドはバッドエンドとしてそれに繋がる終わり方をしたものがありましたが、絵が欲しかったなーと(笑)。つーか、主人公いらないので(以下略

 このスタッフの作品は「こみっくパーティ」と今作しかやったことがないのですが、立ち絵の振る舞いがかなりオーバーなのは相変わらず。(こみパでは、瑞希がいつもくるくる回っているように見えて落ち着かなかった。)ちょっと不自然さが…。イベント絵は、線画は鉛筆スキャンをそのまま活かしたような感じ?塗りを含めてあっさりとしたナチュラルな感じが独特ではありました。でもちょっと安っぽい印象も…。数も少なかったし。背景の種類もあまり多くなくて、絵の面では期待したほどではなかったです。

 CLANNADをプレイしている間に割り込んで一気にプレイしたのですが、絵に関してもCLANNADの方に魅力を感じてしまったのが自分でも結構ショック(汗

 逆に思った以上に良かったのは音楽。アコースティックギターを軸にした、こちらもナチュラルな印象を前面に出した感じでした。ウィンダム・ヒルっぽいような、ニューエイジミュージックみたいな雰囲気が好き。何かしながらのBGMにするのもよさそう。ゲームのBGMの音質がそれほどでもなかったし、サントラ欲しいかも。須磨寺が弾くギターのイントロが、「天国への階段」っぽくてそのままハードロックに展開するのかと期待した私…。あ、エンディングテーマも好きです。

 同人誌を作りたくなるような刺激は受けなかったけど、イラストは描きたい気分です。気が向いた時に描こう。

CLANNAD クリア

 Windows用ゲーム「CLANNAD」、クリアしました。まだ読んでいないイベントはかなりありそうですが、最後のEDを見て、アルバムも100%埋まりました。

 ってことで、感想。ネタバレ有りです。注意。

 素晴らしい。シナリオライターが複数いる体制なので品質にバラツキがあったのが結構痛いところですが、キャラ単体でのシナリオでは「一ノ瀬ことみ」が、そして最後の「AFTER STORY」が素晴らしかった。前者はそのクライマックスでぼろぼろに泣けてしまったし、後者はその一周目では中盤からもう泣きっぱなしというか、涙腺壊れてしまってました。

 ことみシナリオは、今回このシナリオだけを担当した涼元さんの手によるものですが、繊細で緻密な構成とおとぎ話のような温かな物語には参りました。中盤、ことみの周りに主人公や他のヒロインたちが集まってグループとして仲良くなる図は、まさに自分がこの手のゲームで夢に見ていたようなものでした。このシナリオを基にして(というか、この仲良しグループを基に)、自分はあと2年、いや3年は同人漫画を作れるかもしれない。(わからんけど)

 AFTERは、なんつーかずるいなーとも思えるような構成ではあるんだけど、引き込まれました。私も人生きちんと考え直さないと、と思わされる程に。んでもって、ゲームに限らずストーリーを読み進める中でこれほどまでに奇蹟が起こることを祈ったことはなかったかも。ただ、最後の最後にいたる構成は、ギミックに凝った為に逆に盛り上がった気分をストレートに持続させることが出来なかったのが残念。

 この二つ以外も、序盤でプレイした「風子」「智代」がとても良かったです。逆に、(日記絵の方でも書いたけど)「杏」はダメ…。ホント、これは勘弁してほしかった。強引に双子の妹と主人公をくっつけようと動きまくって、主人公がそれに反する選択肢(でも正論)を選ぶと強制バッド。くっつけたらくっつけたで、主人公をプレイヤーの気持ちとシンクロさせようともせずに悩みまくらせるし。プレイヤーの気持ちをどう誘導していくか…ということすら出来ていないシナリオは苦痛。「君が望む永遠」の形だけをなぞったようなルートでした。あと、「勝平」ルートは存在する意味不明。「有紀寧」もおまじないイベントは楽しいけど、後半はプレイヤーおいてきぼりだったかな。

 ともあれ、一部のシナリオを無視しちゃえば、ホントに良く出来た話でした。前述の通り、絶対同人誌出す。

 ちなみに、音楽も素晴らしかったです。最後の最後のボーカルは大好き。聴くだけで涙腺ゆるみます。音楽単品で聴くと、「AIR」の方が良かったかな…とも思いますが、作中のシーンとのマッチングが良かったなあ、と。AFTERでずっと流れていた「白詰草」なんかも、聴いてると涙腺ゆるみます。つーか、油断してると涙流れそう。つーか、嗚咽しそう。(壊れてます)

 ボーカルが全曲はおまけCDに入ってないのは悲しい…。BGMの鑑賞モードに曲を順番に再生してくれる機能もないので、サントラ出たら買うしかないかな。PCから光デジタル出力でDACに通してオーディオで聴けばとても良い品質なのだけれど、PC起動してると音がうるさいし(苦笑)。

 あと…、BGMの「カントリートレイン」、これ、Pat Metheny Groupの「last train home」(アルバムスティル・ライフ)のオマージュだねえ(笑)。いや、好きだけど。

2004年5月 7日

日記絵 (No.392)

 つーことで、ゲーム「クラナド」より、藤林杏さん。

 ルックス的にも一番好み(うーん、智代と同率かな?)で、強がっていながら実は…という性格もジャストミートな彼女です。まあ、Kanonであれだけ香里派だった自分なら、そりゃそーだろと。

 ただ、彼女自身のシナリオがしおしおでした…。他のルート(ことみシナリオや、有紀寧のおまじないイベントなど)での彼女はむっちゃ良かったのに。つーことで、あのシナリオは個人的には無かったことにしておこうかと(笑

 久々にKey系のキャラ、というか樋上いたるさんのキャラを描いてみましたが、久々なせいかちょっととまどいました。クラナドのキャラは一度も描いたことなかったし。ヘアスタイルも顔立ちも香里互換なのに全然雰囲気だせてねーなー、とか思ったけれど、考えてみれば今までの香里もそれはそうだったなということで納得。まあ、描き続けていれば多少こなれてくるでしょう。

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